旅の輪で広がる、人生の彩り
毎週水曜日更新添乗員や企画担当者が旅行に限らず様々なテーマで、日常のコラムを投稿!
\角度を変えてパリの景色を楽しむ/セーヌ川クルーズ

無限の魅力を有する街「パリ」
パリ観光で何をするか迷ったら
フランスの首都パリは「花の都」「芸術の中心」「美食の街」とその魅力は多岐に渡ります。
例えば市内には、名画「モナ・リザ」を所蔵で有名なルーブル美術館、ミレーの「落穂拾い」やドガの「踊りの花形」を所蔵しているオルセー美術館など、130以上もの美術館・博物館があり、それぞれ充実したコレクションが収められ、絵画好きには大変魅力的な街です。

また、フランス料理の中心地であり、数多くのミシュラン星付きレストランや美しい街並みに溶け込んだ素敵なテラス席を持つブラッセリー(大衆的な雰囲気の飲食店)やカフェが存在し、クロワッサンやマカロンなどのスイーツからフレンチフルコースまで楽しめます。

そんな魅力満載のパリをどのように見学しようか迷われたらクルーズ船がお勧めです!徒歩や車窓から見える景色とは異なる角度で街並みをご覧いただけます。
クルーズ船に乗船
パリ市内にはいくつかのクルーズ会社が存在しますが、今回乗船したのはバトー・パリジャン (Bateaux Parisiens)の遊覧クルーズです。
所要時間は約1時間でエッフェル塔の麓から出発し、パリの名所を巡ります。船内は2階建ての自由席となっており、1階席は窓ガラス越しに景色が見え、2階席はオープンエアとなっており写真撮影にはベストポジションとなります。お好みの席に座るには、出発時間の約20分前から通常乗船できますので、早めに乗船口に並ばれることをお勧めします。
クルーズ船からしか見えない風景
クルーズの間、船の両サイドにはグラン・パレ、アンヴァリッド、コンシェルジュリー、ノートルダム大聖堂など次々と主要な名所が現れます。

フランス革命期に牢獄として使用された「コンシェルジュリー」。
マリー・アントワネットが最後の時を過ごした場所としても有名。

2019年に大火災で一部が消失したノートルダム大聖堂。いよいよ2024年12月に一般公開予定です!
ご注目いただきたいのがセーヌ川に掛かる”橋”です!!
パリ市内には、37の橋が架かっており単なる交通手段としてだけでなく、その美しさと歴史的な価値で多くの人々を魅了しています。実は橋の橋脚や欄干には、見事な装飾や彫刻が施され見ごたえがあるのですが、地上からでは見難い為、見逃してしまう方もいらっしゃいますが、クルーズ船からだと間近でご覧いただくことができます。

1900年のパリ万国博覧会に合わせて建設されました。

1607年に完成しました。名前は新しい橋を意味しますが、実際には最も古い橋です。

橋の上からでは気づき難い橋脚に、陸の勝利と海の勝利を象徴する彫像が飾られています。
セーヌ川クルーズはツアーに含まれている場合もありますが、含まれていない場合もぜひフリータイムに乗船してみてはいかがでしょうか。




