
カレーだけじゃない?!クセになるネパールグルメの魅力
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旅の輪で広がる、人生の彩り
毎週水曜日更新添乗員や企画担当者が旅行に限らず
敦煌のイメージはやはり莫高窟でしょうか?言わずと知れた世界遺産、しかも世界に3つしかない、文化遺産登録基準6つ全てが認められた世界遺産なんです!他の2物件は、ヴェネチアとその潟(イタリア)と泰山(中国)で、3物件全て1987年登録という共通点があります。
莫高窟は、4世紀半ばから13世紀までの約1,000年間にわたって造営された、世界最大規模の仏教石窟寺院です。
鳴沙山の東側の断崖面の南北1700mに735の石窟が現存します。


石窟内は美しい壁画が残っていることもありカメラ撮影禁止です。ですが、それぞれの石窟入り口にこのようなQRコードがあり、内部の説明を写真付きで見ることが出来ます。スマートフォンでQRコードを撮影しておけば、見学後ゆっくり壁画や像などを堪能出来ますね。

莫高窟のある最高峰50mの鳴沙山にも登りました。砂漠の砂が入らないよう20元で専用ブーツをレンタルしました。スタッフが装着を手伝ってくれ、キュッと紐で結んで装備バッチリ!砂山を登るのは大変ですが、観光客のために斜面の一部に歩幅間隔で木が置かれており、そこを登って行くので、思ったよりはスムーズに登れました。登り切った上からの月牙泉の眺めも素晴らしかったです。

敦煌には「莫高窟」と「シルク・ロード:長安から天山回廊の交易網」という2つの世界遺産登録物件があり、
「シルク・ロード:長安から天山回廊の交易網」の全構成資産33件の内の2件、玉門関と懸泉置が敦煌にあります。
玉門関は以前から公開されていましたが、2025年5月1日より、懸泉置が新たに公開されました。
懸泉置は市内から東へ約64kmの三危山の麓、かつての敦煌郡效穀県に設けられた古代シルクロードの重要な駅站(えきたん)址です。秦の始皇帝がつくった全国の郵便網を漢はさらに発展させて辺境の郵便網を強化しました。機動力のある匈奴と戦うために情報のすばやい伝達が重要になったからです。たくさんの駅站(文書郵送用の宿場)を設けてそれらを中継することで郵便網をつくりました。駅站には一般の旅行者や商人に宿や食事を提供する伝舎(でんしゃ)と、高級官僚や外国使節の接待、軍事関連文書の伝達などにつかわれる置駅(ちえき)がありました。
今回は訪問出来ませんでしたが、敦煌でたっぷりお時間のある方は、是非新公開のこちらまで足を延ばしてみて下さい。

世界遺産ではありませんが、敦煌にある陽関もシルク・ロード観光では欠かせない場所です。こちらも西域に通じる重要な関所でしたが、博物館入り口では張騫の像が出迎えてくれます。張騫とは、匈奴との闘いに勝ち、ユーラシア大陸の東半分を支配するという「大戦略」のため、中国のはるか西方へ派遣された方です。博物館内には張騫の派遣ルートが展示されていますが、武帝が使者を募った時に立候補したそうです。
捕虜になりながらも脱出し、片道4000kmにも及ぶ旅を10年以上もかけて行っただけではなく、2回目の大遠征も行っています。どちらも同盟には至らなかったものの、これらの遠征によって中国のはるか西の様子がわかるようになり、前漢にとって重要な遠征ルートや交易ルートが明らかになりました。
張騫によってシルクロード交易の基礎が作られたとも言っても良いでしょう。

空港で驚いたことを2件お伝え致します。
この春オープンした西安空港の新しいターミナルを利用しましたが、顔認証で出発ゲートを教えてくれるモニターがありました。
セキュリティーチェック後、近くにあった顔認証用モニターが自動で反応し、正確な情報を提示していました。
空港内数か所にこのようなモニターがあり、顔認証後3秒でゲート表示してくれます。現在地からゲートまでの所要時間・行き先の気温等も同時に教えてくれます。AI進んでいて驚きました。


もう1件は上海浦東空港にて。ホテルのトイレは洋式で通常トイレットペーパーの備え付けはありますが、街中や観光地のトイレは和式が多く、トイレットペーパーの備え付けもない中国。そんな中、上海浦東空港のトイレにはウォシュレットがありました。ヨーロッパの空港でもまずお目にかかれないウォシュレット式トイレに、まさか中国の空港で遭遇するとは思いませんでした。
小さな驚きが重なると、旅はますます楽しくなりますね!

