旅なかま。 旅の輪で広がる、人生の彩り 毎週曜日更新添乗員や企画担当者が旅行に限らず
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カナダといえば!

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カナダの人気土産物にいつも入っているメープルシロップ。でも、メープルの森に行ったことある方は少ないようです!
紅葉の時期には、きれいな赤に変わる楓の木々。今回は、メープルの森で散歩をしながら、シロップの作り方の説明をうけました!
大人気メープルシロップのふるさと

大人気メープルシロップのふるさと

メープルの森 探検

カナダといえば、おなじみメープルシロップ!今回は、メープルシロップのふるさとメープルの森へ行ってきました。
全世界で123種類あるカエデの木。北米では約17種類。そしてメープルシロップの樹液がとれるカエデは4種類です。メープルシロップが作られるのは、1年でもたった6週間だけ。夜は氷点下になり、昼間は1℃をこえるくらいの気温が続くのがメープルシロップの作成時期です。だいたい2月の中旬前後の6週間です。
今回は、メープルシロップの時期ではありませんでしたが、メープル小屋で作り方の説明を伺いました。毎年、時期になると、この小屋で森から運ばれてきた樹液を熱してメープルシロップをつくります。作られたメープルシロップの瓶詰めから包装までのすべての作業をこの小屋で行います。説明を聞いた後、いよいよメープルの森へ

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メープル小屋(全体図)

ナイアガラの滝エリアよりバスで約45分ほど移動したところです。
周りは大豆畑が広がり、のんびりとした雰囲気の中をすすんでいくと小屋が見えてきます。

メープルの森へ

小屋から畑の中の農道をぬけ、メープルの森へ到着しました。トラクターにけん引されること約10分。(雨の日はカバーがあります。)
緑の美しい葉が午後の日差しをあびてキラキラとしています。なんとなく、よく日が当たっているところは紅葉が始まっているような。。

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小屋からメープルの森へ

ゆっくり、のんびりと移動。贅沢な時間です。

樹液採取の方法に目からウロコ!!

まず、メープルの樹液採取について説明を伺いました。最初の採取は、円周80cm以上にメープルの木が育たないと採取ができません。円周80cmは樹齢にすると、なんと!40年~50年に相応するそうです。採取する樹液は、樹全体の樹液の10%~15%ほど。これ以上、採取してしまうと、元気がなくなってしまい、年々継続しての採取が難しくなるそうです。
樹に5cmのスパイルを差し込み、そこにバケツを用意し、ゆっくり時間をかけて樹液を採取していました。そして、樹液がたまったバケツをメープル小屋まで運んでいたそうです。シーズンになると、バケツを持って森と小屋を何回も往復していたようです。その作業はとってもたいへんだったそうで、そこで、考え出された採取方法が。。。

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樹の幹に巻き付けられたものに注目。

微妙な高低差をつけながら、伸縮素材のパイプを使って樹液が流れていくシステムになっているんだそうです。

森の中でおやつタイム!

樹液の採取の説明を受けた後、カナダの子供が大好きなおやつ、メープルタフィーをいただきました!

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メープルタフィー

スタッフの手作りです。

試食?実食?

森でのさわやかなひと時が終わり、またトラクターに乗って、小屋まで戻ってきました!小屋の裏庭で一休み。。そして、試食?実食?
飲み物は、もちろんメープルアイスティーです。

メープルは4種類(ゴールデン、アンバー、ダーク、ベリーダーク)

  • ゴールデンは、シーズンの始めに採取する樹液でつくるもの。紅茶にいれたり。
  • アンバーは、1番一般的なもの。(日本で売っているほとんどがこのタイプ)
  • ダークは、しっかりとメープルの香りが味わえます。お料理に最適。
  • ベリーダークは、数が少ないため、市場に出回りません。
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2名様で1プレート

小屋の中庭にて、さまざまな食材とメープルシロップのマリアージュを楽しみました。

この記事を書いた人
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山極 恵美
得意な国
地中海の国々
好きな言葉:山本有三さんの「路傍の石」より「たったひとりしかいない自分を、たった1度しかない人生を、ほんとうにいかさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか」
一期一会を大切にし、明るく積極的に添乗するをモットーにしています。
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