カナダの大自然　いざカナディアンロッキーへ

カナダと言えばその雄大な大自然が有名ですが、中でもやはり一番人気とも言えるのがアルバータ州とブリテッシュコロンビア州にまたがるカナダィアンロッキーではないでしょうか？
世界自然遺産にも登録されている自然公園群の中には3,000メートル級の山々とエメラルドグリーンやターコイズブルーなど、どこまでも神的な色合いの湖群、そして青白く輝く氷河に世界有数の落差を誇る滝など、見どころに事欠きません。
そして運が良ければブラックベアやグリズリーなどの熊やエルク、マウンテンゴートなどに会えることも！
さあ皆様も大自然の懐に飛び込みに行きませんか？

カナディアンロッキーの宝石と言われるレイクルイーズ、風のない午前中なら奥に見えるマウントビクトリアがまるで鏡のように湖面に映ることも。
そして時期によって色が変わると言われるペイトーレイクは今回は見事なターコイズブルーでした。
ジャスパー近郊のマリーンレイクとスピリットアイランドは、今回この景色が見たくてカナダに来ました！という方がいらっしゃった程、絵になる美しい場所です。

カナディアンロッキーでは雄大な景色を眺めるだけではなく、体験出来るのももう一つの魅力で、それがアサバスカ氷河の上に降り立つ雪上車観光です。
タイヤの直径が約1.5メートル、大人の背丈近い巨大タイヤのついた雪上車に乗り込み、先ずは氷河の両側にできる堆積土砂、モレーンの急な坂を下って氷河の上へと進みます。
そして上に乗っても大丈夫な安定した場所に到着したらバスを降りて写真タイム！
氷河が普通の氷とは違って青白く見える事を実感して下さい。
約30分間のフリータイムには、美味しい氷河の溶け水を飲むことも可能ですが、飲み過ぎには注意して下さいね。
また氷河の上は真夏でも寒いので、防寒着の準備もお忘れなく！

アサバスカ氷河は毎年2～3ｍ、中には10ｍも後退しているという人もおり、この100年で体積も半分以下になったそうです。
急速に縮小している氷河で、今世紀中には消滅するとも予測されていますので行かれる方はお早めに！