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地元出身だからこそ知る!広島の魅力を紹介

はじめに
修学旅行などで、皆さんも一度は広島に訪れたことがあるのではないでしょうか。私は高校卒業まで広島県広島市で育ちました。県外の方に広島県といえば……と尋ねると「嚴島神社」「原爆ドーム・平和公園」という答えが返ってきます。今回は地元民だからこそ知る「嚴島神社」「原爆ドーム・平和公園」以外の広島の魅力をご紹介します。

まずご紹介したいのは広島のグルメ!広島に訪れたら必ず食べていただきたいのはやっぱり「お好み焼き」。広島風のお好み焼きは、具材を重ねて焼く「重ね焼き」が特徴です。具材を混ぜてから焼くのではなく、重ねながら焼くことで大量に積まれたキャベツや豚肉の旨みを引き出し、そば又はうどんを入れて完成します。広島で「広島風」というと地元民から怒られるのでご注意ください!また地元民はヘラを使って食べる文化があります。是非箸ではなく、ヘラでアツアツのお好み焼きをご賞味ください。

絶景スポットや歴史を感じる観光地も目白押し
私がおススメしたい観光地のひとつが広島県の北東部に位置する庄原(しょうばら)市にある国定公園「帝釈峡(たいしゃくきょう)」です。帝釈峡は全長18㎞の渓谷で、「雄橋(おんばし)」という全長90m、幅18m、厚さ24m、川底からの高さ40mの天然橋が見どころです。国の天然記念物に指定されており、世界三大天然橋のひとつとして知られています。大自然が生んだ驚異の奇橋の圧巻の姿を是非ご覧ください。

次に紹介するのは広島県の南部に位置する竹原市にある「たけはら町並み保存地区」です。平安時代に京都の下鴨神社の荘園として栄えたことから「安芸の小京都」と呼ばれ、落ち着いた風情を感じる町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。凝った意匠の商屋や酒蔵が立ち並び、歴史が香る入り組んだ路地の散策をお楽しみいただけます。中でもおススメしたいのが、京都の清水寺を模して建築されたと伝わる西方寺 普明閣。朱塗りの舞台から竹原町並みを一望することができ、写真を撮りたくなる景色が広がります。

最後に!
皆さんの知らない広島県の魅力が伝わったでしょうか?まだまだ紹介したい広島県のおススメスポットはたくさんあります。
もちろん「嚴島神社」や「原爆ドーム・平和公園」は、広島県を代表する観光地で、世界からも注目されてインバウンドの方も多く賑わっています。
そんな今だからこそ、これまで行ったことのない奥深い広島県の観光を是非お楽しみください!





