
連泊が生み出す旅の魅力
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「ネパール料理」と聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?私自身、ネパールにいくまではカレーやナンのイメージしかなかったのですが、実際行ってみると日本人の口に合う料理が多く、「もう一度食べに行きたい!」と思える魅力的なローカルグルメがたくさんありました。
今回はその中でも特に印象に残った「ダルバート」「ズーズーダウ」「トゥンバ」についてご紹介します!
ネパールで一番よく食べられている家庭料理で、庶民的な”定食”の位置づけの「ダルバード」。
「ダル」は豆のスープ、「バート」はご飯、それにタルカリ(おかず)やアチャール(漬物)、青菜の炒め物などが1つのプレートに彩鮮やかに並びます。お店や家庭によって具材や味付けも少しずつ違っているので、レストランに入ればついついダルバートばかり注文したくなってしまいます。滞在中に自分のお気に入りのダルバートを見つけるのも楽しいですよね。
手前プレートの真ん中にある三角の山は「ディド」。主にネパールの村で食べられており、そば粉やトウモロコシ粉を水とギー(水牛やヤギの乳から作った油)で練ったもの。もちもちしています。
カトマンズ盆地にある古都バクタブルには「ズーズーダウ」という絶品名物スイーツがあります。
ズーズー="王様"、ダウ="ヨーグルト"で「ヨーグルトの王様」という意味をもちます。水牛のミルクを使用することで脂肪分が多く、濃厚でリッチな味わいになるため、日本で食べる水分多めのさっぱりしたヨーグルトとは違い、まるでチーズケーキのようなクリーミーさとコクがありました。日本で食べたことのないズーズーダウの美味しさにハマり、バクタブル滞在中3回も食べてしまいました。地元の方にとってもバクタブル土産の定番だそうで、お土産に買って帰る人の姿も見られました。
バクタブルは陶器づくりが盛んなため、素焼きの器に入ってでてくるのもローカル感が感じられて嬉しいポイント!
最後は「トゥンパ」というちょっと変わったネパールのお酒です。
見た目のインパクトがかなり大きいですが、木の容器の中には発酵させたキビの実がぎっしり詰まっています。そこにお湯をヒタヒタになるまで注ぎ、ぶくぶくという音が聞こえるまで2、3分待ち、ストローで飲むというスタイル。そしてなんとお湯を継ぎ足し、何杯も楽しめるコスパ抜群のお酒なんです。(私は4回ほど継ぎ足して飲みました)
酸味がある日本酒のような味がして美味しかったです。勇気と機会があれば、ぜひ挑戦してみてほしいです!
ヒマラヤ山脈やエベレストの壮大な自然や世界遺産のストゥーパ(仏塔)が有名なネパールですが、食においても魅力溢れる国だと感じました。
ネパールを訪れる際は自然や文化遺産の観光とともに食の魅力も堪能してみてください!