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旅の輪で広がる、人生の彩り
毎週水曜日更新添乗員や企画担当者が旅行に限らず
今回ご紹介するのは、世界の「水」にまつわる絶景たちです。まずはトップページのサムネにある写真は北イタリアのミズリーナ湖。背景には雄大なドロミテ山系が控えています。晩春から初秋にかけて、太陽が高く昇る時間帯に訪れると、湖面に陽の光がやわらかく反射して、ほどよい明るさで撮影しやすいのが魅力です。正面奥、ひときわ目を引くホテルがワンポイントのアクセントになっています。
こうした湖や泉をスマホでローアングルから迫る際、ミニ三脚があるととても便利ですよ。100円ショップでも気軽に手に入るのでぜひお試しください。
そしてこちらの写真、ブラジルのレンソイスも見逃せません。雨季に白砂漠へ降り注いだ雨が飽和点を迎え、水を吐き出し砂の狭間に出現する青いラグーン。これぞまさに奇跡の景観です。雨季の終わりを迎える6月頃から乾季が始まる8月頃までのわずかの期間、サラサラの白砂と青の水面が作り出すコントラストは圧巻!
ここへ行かれる機会があれば是非とも、小型機での遊覧飛行にトライしてください。砂と水が織りなす圧倒的光景は空撮ならではのもの。ただ、日本からはかなり遠くおよそ40時間がかりなんですが、レンソイスは一生ものの旅となること間違いなしです。そして遊覧飛行からの撮影で一番心配なのは、やはり「手振れ」ですね。今のスマホはそれ自体の機能に手振れ補正なども装備されていますので事前にチェックしてみてくださいね。

レンソイスの40時間はやはり遠すぎて時間が取れない、もう少し身近な場所を探している方へはカナディアンロッキーの湖たちをお勧めします。写真はルイーズ湖です。もちろんほかにも美しい湖がいくつも点在しそれぞれ、展望台やトレイルが整備されているので、散策しながらでも多くの絶景に出会えます。この辺りの撮影は午前中の澄んだ光が最適と言われています。湖面に映る山々と美しい空のコントラストをうまく切り取り、ぜひ心躍る1枚を収めてみてください。

そしてお隣の韓国、慶州にある新羅時代の宮殿跡・雁鴨池も忘れてはなりません。夜間にライトアップされた宮殿と池の光景は、一目で息をのむ美しさ。この景観はケータイの「ナイトモード」をオンにすると、暗い場所でも鮮明に撮りやすく、とっておきのショットを狙えます。
風がない日は池の水面がまるで鏡のように宮殿を映し、上下をひっくり返してもわからないほどの完璧なリフレクションとなることも。もし風が少し強くてもそれはそれで、水面の揺らぎが生み出す幻想的な演出を狙うチャンスとなりますよ。

次は海です。リゾートでのんびり過ごすのもいいですが、観光旅行中にふと立ち寄る海もとても印象的ですね。まずは東カナダ、プリンスエドワード島の南端近くにあるポイントリムの灯台へ足を運んでみましょう。白と赤の組み合わせが愛らしく、海面にほど近い平地にスクっと建っているので後ろの海との対比が素晴らしい構図になります。
丸みのある灯台と広がりのある海、そこに射し込む太陽。このように被写体に明暗差が出がちな場合は、スマホの「HDR機能」をオンにすると、面倒な設定をしなくてもバランス良い明るさで撮影できますよ。是非とも、ドラマチックでストーリー性のある1枚に仕上げてくださいね。

続いてご紹介するのは英国、スコットランドのアイリーン・ドナン城です。「海、写ってないじゃない?」と思われた方、実は中央左奥の小さなアーチ石橋の向こうは海へと続いているんです。多くの古城が点在するスコットランドで最も美しいと言われるこの城は、北の厳かな風景にたたずむ堅牢な石造りが印象的。橋を渡りお城側に廻ると、さらに迫力のアングルを狙えます。橋の上、対岸、城壁のそば…いろいろな場所から撮り比べてみると、その重厚感や歴史の深みをより感じられることでしょう。

そしてもう1か所、ノルウェー北部ロフォーテン諸島の小さな漁村ヘニングスバーをご紹介します。山と海と空、さらに漁船や家並みが混在し、北欧らしい風景が凝縮された場所です。
対象となる被写体が多いとつい画面全体が散漫になりがちですが、そんなときはスマホの「グリッド表示」をオンにして構図を意識しましょう。3×3に分割されたラインに沿って、海や山、建物を配置するとバランス良くまとまりますよ。

湖、海に続き最後は滝をご案内しましょう。まずはスイスのノイハウゼンにあるラインの滝。ライン川が勢いよく落ち込む迫力は、夏場には毎秒700立方メートルもの大水量になると言われ、目の前に立つと莫大な水の力を全身に感じます。掲載の写真は、ここには写っていない背後に小さなお城があり遊歩道を下ったところの川面すれすれに突き出した展望台、そこからの1枚です。迫力ある写真を撮るには絶好のポイントです。
こうした滝のそばは水しぶきが舞いやすいので、スマホが防水仕様かどうか必ず確認しておきましょう。ちょっとした準備をするだけで、大切なスマホをしっかり守ることができます。

滝といえばもちろん、ナイアガラの滝も外せませんよね。カナダとアメリカの国境に位置する世界的に有名な大瀑布です。滝つぼに迫る遊覧船に乗れば、水しぶきを浴びながらもダイナミックショットが狙えます。さらに滝の裏側を見学するツアーでは、水のカーテンを裏側から眺めるという不思議な体験も。やはりここでも防水対策が必須ですので、事前準備をお忘れなく。

いかがでしたでしょうか。私が旅の途上、写真に残しておきたいと興奮した「水のある風景」のほんの一部をご紹介しました。スマホのカメラ機能は日進月歩で進化しています。もちろん一眼レフなどの本格カメラを使い凝った写真を撮る楽しさも格別ですが、荷物を増やしたくない方や気軽に撮影を楽しみたい方には、スマホが最適の相棒となる思います。
今回触れた「HDR」「ナイトモード」「グリッド表示」以外にも、「ピント合わせ+露出補正」など今のスマホにはいろいろな機能が装備されています。是非、日本をお発ちになる前に試しに使ってみてください。
そしてもし、補助グッズを何か揃えるなら。「クリップ式レンズ、ミニ三脚、Bluetoothリモコン」あたりがお勧めです。写真のクオリティがさらにぐんと上がります。「スマホ カメラ 3点セット」などで検索すれば数千円で揃うラインナップがヒットすると思いますよ。
水辺だけでなく、さまざまな絶景をスマホとともに楽しむ旅。次のご旅行で是非、スマホ撮影を思い切り満喫してください。
