クライストチャーチ発!車窓からの絶景トランツアルパイン号

JTBニュージーランド
高木 信勝

ニュージーランドで鉄道の旅を満喫しませんか? 南島の東海岸に位置するクライストチャーチと西海岸のグレイマスまで、サザンアルプスをトンネルで抜ける内陸部横断列車「トランツアルパイン号」。ニュージーランドらしい大自然の絶景を車窓に見ることができるとあって、とても人気の高い列車です。JTB現地スタッフがトランスアルパイン号をご紹介します。

トランツアルパイン号ってどんな列車?

キウイレイルが運行するトランツアルパイン号は、クライストチャーチ鉄道駅(Troup Drive, Addington)を発着します。1日1往復運行されており、月~日曜8時15分にクライストチャーチ駅を出発し、グレイマス鉄道駅には13時5分に到着。一方、グレイマス鉄道駅を14時5分に出発し、クライストチャーチには18時31分に到着です。約5時間かけて南島の東海岸と西海岸を結ぶ約223kmの沿線には、ニュージーランドの雄大な自然美を満喫する観光列車です。車窓の風景を存分に楽しめるよう窓枠がほとんどない、大きな窓が取り付けられ、座席は大きなテーブルを挟んで4人で座るタイプと進行方向に向く2人掛け席があります。
このほか、展望車両が連結され、車内販売のグルメも充実。展望車では、実際に風を感じながら雄大な自然を愛で、写真やビデオ撮影にも適しています。車内カフェスペースでは、ビールやワイン、ノンアルコールなど各種ドリンク類、サンドイッチやラップ、サラダやスープ、グラタンなどの温かい食事、朝食メニュー、スイーツやアイスクリームなど各種取り揃え、販売しています。

ニュージーランド鉄道の旅で満喫する自然美

朝、クライストチャーチ鉄道駅を出発したトランツアルパイン号は、しばらく町中を走り、その後、長閑な農牧地域であり、ニュージーランド最大のカンタベリー平野を進みます。車窓には、時折、ワイカマリリ川のアクアブルー色の川面が見え隠れしつつ峡谷の美しい景色が映しだされ、雪を頂く山を遠望。スプリングフィールド辺りを境に広々とした平野から高峰が連なるサザンアルプス山脈へと入っていきます。列車は、クレイギーバーンからアーサーズ・パス国立公園を通り抜けますが、途中、短めの15のトンネルと4つの高架橋があり、とりわけ高さ約72mのステアケース橋はこの鉄道路線のハイライトのひとつ。
アーサーズ・パス国立公園の東側がブナの森林と砂利の川床が見られるのに対し、標高926mの峠(アーサーズ・パス)を超えて西側へと進むと、そこには鬱蒼と生い茂る降雨林の緑濃い谷が続き、飽きることのない、変化に富んだ風景が車窓を彩ります。アーサーズ・パス駅を出で峠を越え、さらに、100年近くも前の1923年に建設されたというニュージーランド最長、長さ8.5kmのオティラトンネルを走り抜けます。その後、ブルナー湖畔のモアナを通過し、アーノルド川峡谷を通ってグレイマスへ。牧草地帯や湖、川といった自然が織りなす風景がさまざまに車窓を流れていきます。途中、展望車や車内グルメを楽しみつつ、あっという間の5時間、終点グレイマス駅に到着です。

日帰りで列車の旅を楽しむ方法

日程的に時間に余裕がない人には、アーサーズ・パス国立公園への日帰りをおすすめします。クライストチャーチ駅からトランツアルパイン号に乗り、約2時間30分、国立公園にあるアーサーズ・パス駅で下車。国立公園内をハイキングしながら、原生林と滝、高山植物を楽しみ、夕方、アーサーズ・パスから、再びクライストチャーチに戻るというもの。日帰りで、絶景を車窓に見る鉄道の旅とニュージーランドの定番アクティビティでもあるハイキングの両方を満喫し、2つの方法で、ニュージーランドの自然を体感できます。
いかがでしょう。クライストチャーチ発着の鉄道の旅をご紹介しました。JTBでもトランツアルパイン号に乗車とアーサーズ・パス村の散策するクライストチャーチ発着のオプショナルツアーを提供しています。参考までに、ぜひご覧ください。

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