趣向をこらした客室で旅のひと時をゆったりと過ごす
風情ある茅葺き門が印象的な「詠風庭」は、約1500坪、約200種類の植物が四季折々の景観を見せてくれる「ふなや」自慢の庭園です。その庭園を囲むように、渡り廊下で繋がった本館と南館が立っています。客室は3階以上にあり、総数58室。
おすすめは本館7・8階のクラブフロア(特別室階)の8室。数寄屋造の二間続きの和室に、温泉を引いた檜風呂付き客室です。このフロア8階のロイヤルスイートは京都数寄屋大工の匠が手掛けたもの。和室とツインベッドルーム、温泉浴室も広く、リビングからは松山市街や松山城を一望。南館7・8階には、俳句の里をイメージした俳句ラウンジスイートが2室。音響設備の整ったハイセンスな客室で温泉風呂付きです。本館4階の葉山有樹「藍」特別室は、陶芸家の葉山氏が伝統文様の魚藻文でアート作品に仕上げた客室で、独特な世界が体感できます。
道後温泉100%の湯を内湯と露天風呂でゆっくりと
道後温泉の源泉をふんだんに引いた道後温泉100%の湯を楽しめるのが「ふなや」の湯です。泉質はアルカリ性単純温泉。南館1階に「御影湯」、2階に「檜湯」の2つの大浴場があります。それぞれ内湯にサウナ、外に露天風呂を備えています。古代檜を贅沢に使用した湯船が大小2つある「檜湯」は、清々しい檜の香りが優しくなめらかな温泉とともに五感を満たしてくれます。御影湯は、石の貴婦人とも呼ばれる伊予大島石を用いた御影石の湯船が2つ、露天風呂も2つあります。朝夕で男女の入れ替えを行いますので両方のお風呂を楽しんでください。
会席料理とフランス料理、腕を競い合うグルメを贅沢に
洋食・和食の両方が味わえる国産牛フィレステーキ付会席(イメージ)
松山で初めて西洋料理を出したという「ふなや」。伝統を受け継いできた日本料理と、夏目漱石も食したという洋食の両方を味わえるのもこの宿の魅力。プランによって部屋食もOKです。
会席料理では、昆布や鰹節からじっくりとうま味を出しただしを使い、魚介は鮮度と瀬戸内の天然物にこだわり、旬の野菜もたっぷりと。和食料理長こだわりの旬の瀬戸内会席料理は、どれも上品で繊細な味わいの料理です。メインのお肉を特選牛・甘とろ豚・媛っこ地鶏から選べる和洋食や特選牛フィレステーキのコース料理などのほか、4~10月には「詠風庭」を流れる小川に川席が造られ、風情を感じながら川席料理が楽しめます。歴代のふぐ名人が手掛ける10~2月限定のふぐ会席もぜひ一度ご賞味ください。
----------------------------------------------
※記事内容には投稿者の感性や主観が含まれます。おすすめする内容や好みには個人差がありますので何卒ご容赦ください。
※記事内の情報は投稿日またはそれ以前の取材時や草稿時のものです。事後の経年変化は記事には反映できておりません。また、時期により感染症・天災等で一時的に営業状況等が変更されている場合もあります。お出かけの際は地域や施設のホームページ等で最新情報をご確認ください。