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宇治茶の歴史と2つの世界遺産探訪

宇治を歩く(前編)
京都の南、いつか訪れたいと思っていた宇治を散策してきました。私が歩いたルートはこちら。(観光、食事含む所要時間:約5時間)
JR宇治駅→宇治橋商店街→紫式部像→(平等院表参道)→平等院→(宇治公園)→(宇治十帖モニュメント)→宇治上神社

京都駅から宇治駅までは、JR奈良線を利用すると20分前後。宇治の観光は、JR宇治駅を起点に宇治川の周りを一周するイメージで歩いて観ることができます。

まずは、駅前から宇治橋までつづく宇治橋通り商店街でお腹を満たしましょう。カフェ、レストラン、バー、定食屋、土産物店など様々なお店が建ち並び、歩くだけでも心躍る道です。

そして、宇治橋たもとにある紫式部像へ。宇治は、紫式部が記した『源氏物語』五十四帖のうち、最後の十帖の舞台となったことから「宇治十帖」と呼ばれています。昨年の大河ドラマでも話題になりましたね。
宇治を歩く(後編)
最後は、2つの世界遺産に向かいます。
1つは、平等院。(国宝・阿弥陀如来像が祀られている鳳凰堂の内部拝観は、先着順のため注意が必要です。)10円硬貨の表デザインとなり、言わずと知れた寺院ですが、『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルと言われる源融の「宇治殿」と呼ばれた別荘がはじまり。平安時代、都から通いやすく、山川もありゆったりと時が流れていたことから、貴族たちは宇治を好み別荘を持っていたようです。

近くのコーヒーショップでほっと一息。現代でも豊かな自然に囲まれ、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
もう一つは、宇治上神社。現存する日本最古の神社建築です。
お茶の名産地として全国的に有名な宇治。お茶の栽培には欠かせない水が豊富に湧き出し、特に有名なものは「宇治七名水」と呼ばれましたが、これらの多くは既に失われてしまっており、現存するのは宇治上神社の境内にある「桐原水」のみなので、こちらも見所です。
宇治をいただく
宇治には沢山のお茶屋さんがあります。観光エリアのお店は外国人観光客も多く列が出来ていますが...
駅を挟んで反対側、閑静な住宅街にひっそりと佇む素敵なお店を見つけました。お抹茶やほうじ茶、どのお茶も味が格別です。やはり人気なのは抹茶パフェでしょうか。

私のお気に入りは、パフェの上に乗せられた一粒。抹茶クーベルチュールで仕上げられた和栗のトリュフです。なんとも濃厚でコクの深い味と香りがが口いっぱいに広がり、たった一粒でパフェ1つ分の満足感を感じられました。
