台湾のおすすめグルメ19選!定番からおすすめの夜市までご紹介

台湾
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ルーローハン
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公開日:2025.11.13
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更新日:2025.11.13
台湾は、食べ歩きが楽しいグルメ天国。小籠包や魯肉飯といった定番料理から、夜市で味わえる大鶏排や蚵仔煎、デザートの豆花やマンゴーかき氷まで、魅力あふれるローカルフードが揃っています。 この記事では、台湾旅行で必ず食べたいおすすめグルメ19選をカテゴリ別に紹介。現地の食文化や夜市情報もあわせてお届けします。
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台湾に行ったら食べるべき!定番の台湾グルメ7選

小籠包
台湾旅行で外せない定番料理を厳選。地元の人にも愛される人気グルメばかりで、初めての台湾でも満足できる味に出会えます。

小籠包

小籠包
小籠包(ショウロンポウ)は、古くから親しまれてきた中華料理のひとつです。薄い皮に豚の挽肉とスープを包み、せいろで蒸し上げる繊細な料理で、熟練の技が求められます。 台湾ではスープがあふれる本格的なものを「小籠湯包(ショウロンタンパオ)」と呼び、その名を使えるのは技術を備えた店のみとされています。

牛肉麺

牛肉麺
牛肉麺(ニュウローメン)は台湾を代表する名物料理で、牛肉の旨味が凝縮されたスープが魅力です。 スープは透き通った塩味の「清燉(チンドゥン)」と、ピリ辛醤油味の「紅焼(ホンシャオ)」の2種類が一般的。麺は太麺や刀削麺など多彩で、具材は牛肉・青菜・ネギが定番です。 お店によっては、高菜やラー油などを加えて味変を楽しめます。

魯肉飯

ルーローハン
魯肉飯(ルーローハン)は、甘辛く煮込んだ豚バラ肉を白米にのせ、煮汁をかけて味わう台湾の定番料理です。 具材を生姜やにんにく、八角や五香粉を使った醤油ベースのタレで煮込むことで、香り豊かで奥深い味わいが楽しめます。ホロホロと柔らかい豚肉がご飯に絡み、濃厚ながらも優しい味わいが魅力です。

火鍋

火鍋
火鍋(フゥオグゥオ)は、スープや具材を好みで選べる台湾の人気鍋料理。食べ放題やオーダー制などスタイルはさまざまで、ネギや醤油を使って自分好みのタレを作れるのも魅力です。 スープは、辛い紅湯とまろやかな白湯の2種類を味わう「鴛鴦鍋(ユエンヤンクオ)」というスタイルが人気。アヒルの血を固めて茹でた「鴨血(ヤーシエ)」のように、個性的な具材があるのも火鍋ならではの楽しみです。

葱油餅

葱油餅
葱油餅(ツォンヨゥピン)は、小麦粉の生地に油とネギを巻き込み焼き上げた、台湾版のお好み焼きといえる屋台料理です。 台湾や上海で親しまれ、パイのように層を重ねた生地から香るごま油とネギの風味が食欲をそそります。噛むほどにネギの甘みと香ばしさが広がり、軽食やおつまみにもぴったりの一品です。

鶏肉飯

鶏肉飯
画像はイメージです
鶏肉飯(ジーローハン)は、魯肉飯や排骨飯(パイクーハン)と並ぶ台湾の人気料理です。柔らかく茹でた鶏むね肉を細かく裂き、ご飯にのせて香ばしいネギ油と甘醤油を合わせた特製ダレをかけていただきます。 見た目はシンプルながら、さっぱりとした味わいで日本人にもなじみやすく、軽めの食事として人気があります。

麺線

麺線
麺線(ミェンシェン)は、台湾独自の細い麺を出汁の効いたとろみスープで煮込んだ人気料理。ふんわりとした口当たりとあっさりした味わいが特徴です。 具材は豚のホルモンや牡蠣が主流で、パクチーや台湾バジル、黒酢やラー油などを加えての味変も楽しめます。地域によって味に特徴があり、南へ行くほど甘みが増すともいわれています。

手軽に味わえる!屋台グルメ6選

台湾料理
夜市や街角で気軽に味わえる台湾の屋台グルメ。食べ歩きにぴったりの名物料理を中心に、香ばしい匂いと活気あふれる味を紹介します。

大鶏排

大鶏排
大鶏排(ダージーパイ)は、台湾の夜市発祥の巨大唐揚げで、鶏肉を薄く叩きのばし、香辛料入りの調味液に漬けてカリッと揚げた一品です。 主に鶏むね肉が使われますが、もも肉で作ることもあります。顔ほどの大きさの迫力ある見た目と、スパイシーでジューシーな味わいが人気で、日本でも話題を集めています

蚵仔煎

蚵仔煎
蚵仔煎(オアチェン)は、台湾の屋台で人気の牡蠣入り卵焼き。小粒の牡蠣を炒め、生地と卵、小白菜を加えて焼き上げ、甘辛い特製タレをかけて仕上げます。 ぷりぷりの牡蠣、もちもちの生地、とろりとしたタレが絶妙に絡み合い、日本のお好み焼きにも似た食感と台湾らしい味わいが楽しめます。

胡椒餅

胡椒餅(フージャオビン)は、中国福建省が発祥で台湾に広まったといわれている人気のストリートフードです。豚肉餡に胡椒や五香粉、たっぷりの刻みネギを混ぜたものを窯で焼き上げ、外はパリッと、中はもちもちに仕上げます。 香ばしい皮とスパイシーな肉汁の組み合わせが絶妙で、ビールにもぴったり。日本人にも食べやすい味わいです。

臭豆腐

臭豆腐(チョウドウフ)は、発酵液に漬けた豆腐を揚げたり蒸したりした料理で、夜市の定番グルメのひとつ。中国湖南省が発祥で、台湾へは戦後に上海から伝わったといわれています。 独特の発酵臭が特徴で、その香りの正体は「インドール」という成分。強烈ながらも、一度食べるとクセになる深い旨味が人気の理由です。

大腸包小腸

大腸包小腸(ダーチャンバオシャオチャン)は、もち米を詰めた腸詰め(米腸)で豚のソーセージを包んだ台湾の名物軽食です。 ニンニクや酸菜、ピーナッツ粉、香菜などを添えるのが一般的で、もちもちと香ばしい食感と甘辛い味わいが人気。夜市では注文後に焼き上げられ、できたてを頬ばるのが醍醐味です。

地瓜球

地瓜球
地瓜球(ディーグゥアーチョウ)は、ふかしたサツマイモを練って揚げた台湾の定番スイーツです。外はカリッと香ばしく、中はもちもちとした食感で、ほんのりした甘さが口に広がります。 まんまるの見た目もかわいらしく、夜市では練乳や梅の粉をかけるアレンジもみられます。手頃で飽きのこない味わいが魅力です。

食後にいかが?おすすめスイーツ/ドリンク6選

マンゴーかき氷
スイーツ天国の台湾。定番の甘味から人気のドリンクまで、お土産にも人気のスイーツを紹介します。

豆花

豆花
豆花(ドウファ)は、豆乳を固めた台湾の伝統スイーツで、なめらかな食感が特徴です。黒糖シロップをかけ、ピーナッツやタピオカなど好みのトッピングを加えて楽しみます。 温かいものと冷たいものがあり、一年を通して味わえるのも魅力。ヘルシーで価格も手頃な、台湾定番の優しい甘味です。

タピオカミルクティー

タピオカミルクティー
タピオカミルクティーは台湾の国民的ドリンクで、台湾では「珍珠奶茶(ジェンジューナイチャー)」と呼ばれています。紅茶だけでなく、緑茶やウーロン茶をベースにした種類もあります。 もちもちのタピオカとまろやかなミルクティーの調和が魅力。茶葉の香りと程よい甘さが絶妙で、世界中で愛されています。

マンゴーかき氷

マンゴーかき氷
マンゴーかき氷は、台湾を象徴する人気スイーツです。主にふわふわとした雪花冰(シュエホワビン)タイプと、シャリシャリ食感の刨冰(バオビン)タイプの2種類があり、店ごとに氷の質やマンゴーのカット、シロップの味が異なります。 濃厚なマンゴーの甘みと冷たい氷の口溶けが絶妙で、暑い季節にぴったりの一品です。

パイナップルケーキ

パイナップルケーキは台湾を代表する定番スイーツで、お土産としても大人気です。 甘酸っぱいパイナップルジャムとバター餡をクッキー生地で包んで焼き上げたもので、外はサクサク、中はしっとりとした食感。形は長方形や四角形が一般的ですが、ブランドによって異なります。

仙草ゼリー

仙草ゼリー
仙草(シエンツァオ)ゼリーは、中国原産の一年草「仙草」の葉や茎を乾燥させ、煮詰めて作る黒いゼリーで、台湾では古くから親しまれています。 さっぱりとした味わいとヘルシーさが人気で、夏バテ防止や解熱作用があるといわれています。冷たいデザートとして定番ですが、温かい仙草の出汁をスープのように飲む「焼き仙草」もあります。

芋圓

芋圓(ユーユェン)は、サツマイモやタロイモを使ったもちもち食感のお団子スイーツです。 サツマイモやタロイモを原料としたお団子の、自然な甘みが口に広がるのが特徴。温かくても冷たくても楽しむことができ、台湾の家庭で昔から親しまれてきた優しい味わいが魅力です。

食べ歩きにおすすめ!台湾グルメを満喫できる夜市3選

台湾夜市
台湾旅行で欠かせないのが夜市。ローカルな熱気あふれる空間で、グルメから雑貨まで楽しめる人気夜市を3か所ピックアップしました。

士林夜市

士林夜市
士林夜市(シーリンイエシー)は、台北で最大規模を誇る人気ナイトマーケットです。慈諴宮や陽明戯院を中心に広がり、1910年創建の士林市場を含む歴史あるエリアとして知られます。 屋台では「大餅包小餅(ダービンバオシャオビン)」や「石頭火鍋(スートーホーグオー)」「ジャンボソーセージ」など多彩な台湾グルメが味わうことができ、観光客にも大人気です。

饒河街観光夜市

夜市イメージ
画像はイメージです
饒河街観光夜市(ラオハージエイエシー)は、松山駅近くに位置する全長約600mの人気夜市。衣服や雑貨、伝統工芸品、グルメの屋台が並び、活気あふれる雰囲気が魅力です。 名物は骨付き豚肉の薬膳スープと臭豆腐で、地元の人にも大人気です。特に臭豆腐は、台湾の漬物「泡菜(パオツァイ)」と一緒に食べるとクセになる味わいです。

寧夏夜市

台湾夜市
画像はイメージです
寧夏夜市(ニンシャーイエシー)は、台北でも特にグルメに特化した夜市です。屋台の数は多くないものの、どの店も味のレベルが高く、ミシュランのビブグルマンを獲得した店も点在します。 牡蠣オムレツや鶏肉飯、蒸し餃子など定番台湾グルメが勢ぞろい。中山駅や雙連駅から徒歩圏内でアクセスも抜群です。

台湾旅行に行くならJTB!

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台湾グルメを楽しむ際に知っておきたいポイント

台湾グルメ
台湾旅行の前にチェックしておきたい情報をまとめました。食事のマナーや支払い方法を事前に把握して、快適な旅行を楽しみましょう。

台湾の食事マナー

お箸
台湾の食事マナーは日本と似ている点もありますが、細かな点で違いがあります。 たとえば、箸の使い方に関して、日本ではマナー違反とされる「はさみ箸」や「刺し箸」も台湾ではあまり気にされません。 一方で、箸を持ったまま他の動作をするのはNG。また、大皿から料理を取るときは、大皿を動かしてはいけません。円卓形式であれば、大皿が自分の前に来てから取り分けるのが正しいマナーです。

現地の決済方法

台湾紙幣
台湾ではキャッシュレス化が進んでおり、都市部ではクレジットカードやQRコード決済が主流です。ただし、屋台や地方の店舗では支払いが現金のみの場合もあるため、少額の現金を持っておくと安心です。 また、現地のICカード「悠遊カード(EASY CARD)」 の利用もおすすめです。飲食店や交通機関でも広く使えるため、多額の現金を持ち歩く必要がなくなります。

グルメ探しに便利なアプリ

アプリ
台湾でグルメ探しをするなら「愛食記」アプリが便利。300万人以上が利用する人気アプリで、台湾全土のおすすめレストラン情報が満載です。 ブロガーのレビューや人気ランキングから、話題の店を簡単に探せます。注文前のチェックにも活用でき、旅行中の外食選びにぴったりです。

定番料理から屋台グルメまで、台湾を味わい尽くそう

台湾グルメ
台湾は定番料理から屋台グルメ、スイーツまで幅広く楽しめる「食の宝庫」です。 小籠包や牛肉麺といった本格料理から、夜市の大鶏排や蚵仔煎、デザートの豆花やマンゴーかき氷まで、どれも台湾の魅力が詰まったグルメばかり。 台北や九份など観光地ごとに異なる味を巡りながら、現地の文化や人々との交流も楽しんでみてください。あなたのお気に入りの一皿を見つけましょう。
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