ソウルのおすすめ観光スポット7選
まずは、ソウルのおすすめ観光スポットを見てみましょう。以下のスポットを押さえておけば、短時間でも満足度の高い旅行を楽しめるはずです。
・景福宮
・明洞
・北村韓屋村
・弘大
・東大門デザインプラザ(DDP)
・Nソウルタワー
・仁寺洞
景福宮
景福宮はソウル中心部にある朝鮮王朝の王宮で、1395年に建設されました。韓国ドラマのロケ地としても有名で、美しい伝統建築が見どころです。夜間にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。
韓服(ハンボク)を着ていれば入場無料になるので、写真撮影がてら王宮の雰囲気を楽しむのもおすすめです。
明洞
明洞といえば、ソウルを代表するショッピングエリア。通りにはコスメショップやアパレルショップが軒を連ね、最新の韓国コスメやファッションを試しながら買い物が楽しめます。
夕方になると屋台が並び、ホットクやキンパ、タッカンジョンなどが食べ歩きグルメとして人気。観光客だけでなく現地の若者も集まるため、常に活気のあるエリアです。
北村韓屋村
瓦屋根の家々が並ぶ北村韓屋村は、朝鮮王朝時代の面影が残るエリア。韓国の伝統家屋「韓屋(ハノク)」が並ぶ通りをそぞろ歩けば、タイムスリップしたような気分に。韓服をレンタルして訪れる人も多く、写真スポットとしても人気です。近隣の三清洞エリアはレストランやカフェも多いので、グルメもあわせて楽しめます。
弘大
若者文化の発信地として知られる弘大は、クラブやライブハウスが集まるエリア。通りにはユニークなカフェや小さなギャラリー、アパレルショップ、ライブカフェやクラブが並び、自由で個性的な雰囲気を楽しめます。
美術学院通りやピカソ通り、クラブ通りなど個性豊かなストリートでは、イベントやストリートパフォーマンスが盛んにおこなわれ、常に活気にあふれています。
東大門デザインプラザ(DDP)
三次元立体設計技法を用いた巨大な建物「東大門デザインプラザ(DDP)」は、東大門市場のランドマーク。有名建築家ザハ・ハディドが設計した未来的な建築で、アートホール、ミュージアム、デザインラボを備えた複合施設です。定期的に展示などのイベントも開催されており、ライトアップが美しい夜に訪れるのもおすすめです。
東大門市場では、衣料品やアクセサリーの卸売市場で夜通し買い物を楽しめます。
Nソウルタワー
ソウルのランドマークである「Nソウルタワー」は、標高262mの南山の頂上に建てられた、展望台の機能も備える総合電波塔。ケーブルカーや巡回バスなどを利用してアクセスできます。
タワーの最上階には展望レストランがあるので、夜景を眺めながらディナーを楽しむのもおすすめ。最上階より階下、複合文化施設「ソウルタワープラザ」を含むエリアにも、レストランやカフェが揃っています。タワー内にある博物館やギャラリー、ゲームセンター、マッサージチェアの利用体験スペースなどで時間を過ごすのもよいでしょう。
仁寺洞
「仁寺洞」は紙製品や陶器、絵画などのギャラリーが並び、歩くだけで韓国文化にふれられるスポットです。
伝統家屋「韓屋(ハノク)」を改装したカフェやショップに立ち寄りながら、新旧のコリアンアートに親しめるのが魅力。路地裏の茶院で伝統茶を楽しむのも、特別な経験になるでしょう。露店も並ぶ通りは、週末は歩行者天国になり、さらににぎわいます。
釜山のおすすめ観光スポット7選
釜山は港町ならではの開放感と海の景観が魅力。ソウルとはまた違う雰囲気を味わえる観光地です。海水浴場や市場、カラフルな街並みなど、おすすめの観光スポットをまとめました。
・海雲台
・釜山 甘川文化村
・釜山ダイヤモンドタワー
・海東龍宮寺
・国際市場
・広安里
・松島海上ケーブルカー
海雲台
「海雲台」は、韓国を代表する高級ビーチリゾートエリア。1.5kmから2kmほどにわたって美しい弧を描く白砂の浜辺が続き、夏になると多くの海水浴客でにぎわうほか、釜山国際映画祭の会場としても有名です。
また、海雲台の新たな人気スポットとして注目されているのが、海雲台ブルーラインパーク。レトロな観光列車「海岸列車」や、海沿いの空中をゆっくり進む「スカイカプセル」に乗って、絶景のオーシャンビューを楽しめます。
釜山 甘川文化村
釜山 甘川文化村は、坂の多い集落を町おこしして生まれた観光スポット。カラフルに塗られた家々が斜面に広がり、迷路のような路地を歩くと壁画やオブジェに出会えます。
村全体がまるでアート空間のようなので、フォトスポットとしてもおすすめ。高台からは港や街が一望でき、青空とカラフルな屋根のコントラストが鮮やかです。
釜山ダイヤモンドタワー
「釜山ダイヤモンドタワー」は、龍頭山公園内にある展望タワー。高さは120メートルほどで、頂上からは釜山の港や市街を一望できます。
夜10時まで営業しているので、夜景を楽しむのもおすすめ。隣接する建物には、世界模型船舶展示ホールもあります。
海東龍宮寺
「海東龍宮寺」は、海沿いの岩場に立つ仏教寺院。波が打ち寄せる岩礁の上に建っており、海を間近に感じながら仏像や祈願の石塔が並ぶ景色を楽しめます。
中心部からは少し離れていますが、釜山へ行くなら訪れる価値があるでしょう。
国際市場
釜山の中心地に位置する「国際市場」は、チャガルチ市場、カントン市場とともに釜山を代表する有名な市場。衣料品、雑貨、家電、食料品まで何でも揃い、歩くだけで地元の活気を感じられます。屋台もあるので、トッポッキやホットクなどを試してみるのもおすすめ。
映画『国際市場で逢いましょう』のロケ地になっていることから、映画好きの方にも人気です。
広安里
海辺に広がる広安里ビーチは、開放的な雰囲気の海水浴場。夏になると水上スキーやボートなどのマリンスポーツが盛んにおこなわれます。
海沿いにはおしゃれなカフェやレストランが並び、食事をしながらオーシャンビューを満喫するのもおすすめです。夜になるとライトアップされた美しい広安大橋は、「ダイヤモンドブリッジ」とも呼ばれ、釜山を代表する夜景スポットとして親しまれています。
松島海上ケーブルカー
「松島海上ケーブルカー」は、釜山の松島海水浴場の東にある松林公園と南西にある岩南公園を結ぶケーブルカー。海の上を渡るルートで、下がガラス張りになったクリスタルキャビンも人気です。
視界を遮るものがなく、真下に広がる海を見ながらの移動はスリル満点。晴れた日は海と空の青さが一面に広がり、思い出作りにぴったりです。
大邱のおすすめ観光スポット4選
大邱は、古い市場と近代的な街並みが同居する地方都市。自然豊かな山々に囲まれており、都市観光とアウトドアを組み合わせて楽しめます。
・東城路
・西門市場
・E-WORLD・E-WORLD83タワー
・八公山
東城路
「東城路」は、大邱を代表する繁華街。衣料品店やコスメショップ、カフェが並び、若者でにぎわっています。
ソウルの明洞に似た雰囲気で、メイン通りは歩行者天国となっているのが特徴。カジュアルな飲食店も多く、グルメもあわせて楽しめます。
西門市場
「西門市場」は、大邱で400年以上の歴史を持つ伝統市場。衣料品や生活雑貨だけでなく、屋台グルメも豊富です。
西門市場は夜市が特に見どころ満載で、夜になると通りに屋台がずらりと並びます。焼き餃子や串焼き、ホットクなど、食べ歩きをしながら夜の市場の雰囲気を満喫してみましょう。
E-WORLD・E-WORLD83タワー
「E-WORLD・E-WORLD83タワー」は、遊園地と展望タワーが一体となったレジャースポット。タワーは83階まであることから「83タワー」と呼ばれています。展望台からは大邱の市街地を一望でき、夜景スポットとしても人気。
園内にはアトラクションや動物園もあり、家族連れやカップルで訪れるのにおすすめです。
八公山
大邱北部、慶尚北道との境界にそびえる「八公山」は、ハイキングや紅葉狩りで人気のスポット。ふもとには古刹・桐華寺があり、巨大な薬師如来像が目を引きます。
ロープウェイを使えば山頂近くまでアクセスでき、気軽に自然を味わえるのも魅力。山頂からは大邱の街並みを見渡すことができ、晴れた日には遠く慶州方面まで望めます。
仁川のおすすめ観光スポット3選
ソウルから地下鉄や空港鉄道でアクセスしやすい仁川は、港町ならではの異国情緒と近代的な都市景観が共存する街。日帰り観光にもぴったりです。
・松島セントラルパーク
・仁川チャイナタウン
・月尾島
松島セントラルパーク
「松島セントラルパーク」は、海水を利用して整備された水路型都市公園。高層ビル群の間に広がる人工運河では、カヌーや水上タクシーに乗って移動できます。
夜には周囲のビルがライトアップされ、水面に映る光景は近未来的な雰囲気。運河沿いにはレストランやカフェが並び、食事をしながら夜景を眺めるのもおすすめです。
仁川チャイナタウン
「仁川チャイナタウン」は、韓国最大の規模を誇る中華街。赤い門をくぐると、中華料理店や中国雑貨の店が並びます。
韓国ジャージャー麺発祥の地としても有名で、本場の味を求めて多くの人が訪れます。三国志にまつわる名シーンがずらりと並ぶ壁画通りや関羽将軍の像などもあり、三国志ファンならさらに楽しめるでしょう。
月尾島
「月尾島」は海に突き出した小さな半島で、遊園地や屋台、海岸散策が楽しめる観光スポット。レトロな遊園地には観覧車やメリーゴーラウンドがあり、どこか懐かしい雰囲気を楽しめます。仁川駅からアクセスが良く、チャイナタウンとあわせて訪れるのもおすすめです。
慶州のおすすめ観光スポット3選
続いて、慶州のおすすめ観光スポットを紹介します。慶州には街のいたるところに遺跡や古刹があり、韓国の古代史にふれる旅を楽しめます。
・仏国寺
・瞻星台
・慶州良洞村
仏国寺
「仏国寺」はユネスコ世界遺産にも登録された、韓国を代表する寺院。8世紀に建立されたもので、新羅仏教文化の傑作とされています。境内には多宝塔や釈迦塔といった国宝の建造物が並び、石造建築の美しさを堪能できます。
瞻星台
「瞻星台」は、国宝第31号に指定される、新羅時代に造られた天文台。7世紀に建てられたもので、東洋では最も古い天文台とされています。
円筒形の石を積み上げて造られており、石の数は一年間の日数を象徴しているといわれています。また、出入口として使われていたとされる四角形の窓の上段の石は12段、下段も12段です。これは、1年が12カ月であること、そして24節気を表しているそうです。
慶州良洞村
「慶州良洞村」は、伝統的な韓屋(ハノク)が今なお残る集落。安東市の河回村とともにユネスコの世界文化遺産にも登録されています。両班(ヤンバン)と呼ばれる士族の屋敷や瓦屋根の家々が保存され、村全体がまるで歴史資料のよう。
ほとんどの韓屋には現在も住民が暮らしており、観光地でありながら生活の息づかいが感じられます。
済州島のおすすめ観光スポット3選
火山活動によって生まれた済州島は、韓国随一のリゾート地。雄大な自然景観に加え、温暖な気候や海の幸が楽しめる観光地として人気です。
・漢拏山
・城山日出峰
・中文観光団地
漢拏山
済州島のシンボルでもある「漢拏山」は韓国最高峰の山で、標高は約1950メートル。世界自然遺産に登録されており、登山やハイキングの目的地として知られています。
山頂には噴火口湖・白鹿潭が広がり、天候が良ければ神秘的な姿が見られます。初心者から上級者向けまで登山コースが整備されているため、自分の体力に合わせて挑戦してみましょう。
城山日出峰
約10万年前の海底噴火によって誕生したといわれる「城山日出峰」は、東の海に突き出た火山体。頂上から望む日の出は絶景で、済州の名だたる景勝地のひとつとして知られるスポットです。
東・南・北側は絶壁で、西北面が陸地へとつながっているのが特徴。2007年には「済州火山島と溶岩洞窟」の構成資産のひとつとしてユネスコ世界自然遺産に登録され、学術的価値と景観美の両面から世界的にも高く評価されています。
中文観光団地
「中文観光団地」は、済州島南部に広がるリゾートエリア。高級ホテルやショッピングモール、ミュージアムが集まり、リゾート滞在を楽しむ旅行者に人気です。
中文ビーチでは、海水浴やマリンスポーツを満喫できます。済州信不思議博物館やテディベアミュージアムなどがあり、ファミリー旅行にもおすすめです。
韓国観光で食べたいグルメ
韓国といえば、グルメの宝庫。サムギョプサルやビビンバ、サムゲタンのような定番料理は外せません。また、釜山のテジクッパや大邱のコプチャンなど、各地のご当地グルメもたくさんあります。
韓国グルメについては以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
韓国観光のベストシーズンは?
韓国は四季がはっきりしており、時期によって街の雰囲気もガラリと変わります。旅行の目的に合わせて季節を選ぶのがポイントです。
・春(3月〜5月)…日中は過ごしやすく、観光や街歩きにおすすめ
・夏(6月〜8月)…海水浴やマリンスポーツを楽しむのにぴったり
・秋(9月〜11月)…気温が穏やかで、紅葉やハイキングを楽しめる
・冬(12月〜2月)…寒さが厳しいが、雪景色や旧正月の行事を体験できる
韓国旅行の観光は定番から穴場まで満喫しよう
韓国の観光スポットについて解説しました。ソウルの王宮や繁華街、釜山の海辺の景色など、韓国には各地に見どころがたくさんあります。
本記事で紹介した観光スポットや旅のヒントを参考に、ぜひ素敵な韓国旅行を計画してみてください。