フランスとの国境に近い西部の街、トゥルネーの中心にそびえ立つ、ベルギーを代表する建造物のひとつ。2000年、世界文化遺産に登録された。1130年にロマネスク様式で建設が始まり、1213年に完成したものの、1243年にゴシック様式で改築される。これはフランスの影響を受け、他地域に先駆けて取り入れようとしためである。3層に連なるアーチが特徴的な約50mの身廊はロマネスク様式を残したもの、繊細なデザインが施された6つの尖塔や聖歌隊席はゴシック様式が採用され、西洋建築の美しさを集約。全長134m、翼廊の幅66m、高さ83mをはじめとする5つの塔がそびえる壮麗な大聖堂である。1999年に襲来した竜巻により建物に歪みが生じ、屋根や外壁、装飾に被害が出てしまったため、2000年から修復が開始された。2030年終了予定。