トルコのアナトリア地方中央部のディヴリーイは12~13世紀のルームセルジューク朝時代に繁栄。その時代に建設された、大モスクと病院から構成されるモスク複合施設(キュッリエ)が現在も保存されており、1985年に世界遺産に登録された。イスラムとアナトリアの混合様式が特徴である大モスクは1228年に着工され、1243年に完成。施設内の柱や扉などには繊細なモチーフが刻まれた石細工があり、人々の目を引きつける。そして碑文には、ルームセルジューク朝のカイクバード1世を称える文章が記されている。入口の右に位置する病院は、エルズィンジャンの支配者であるファフレッディンベフラムシャーの娘トゥランメレクスルタンが発案して建設は始まったといわれている。