【旅行日数別】ヨーロッパ旅行に必要な費用はいくら?
パリやロンドン、ローマなど旅行人気の高い都市がたくさん集まっているヨーロッパには、美しい街並みや建築、アート、グルメなど様々な魅力が詰まっています。そんなヨーロッパを旅行するには、どのくらいの予算を用意しておけばよいのでしょうか。ここでは、なかでも人気の高い都市、パリに滞在した場合の1週間と10日間、1カ月の予算をみていきましょう!
なお、日本との時差はサマータイムの有無により異なりますが、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなどの中央ヨーロッパと、イギリス、ポルトガルなどの西ヨーロッパでも1時間の時差があるので注意が必要です。
1週間の予算
ヨーロッパの1週間の旅行費用は、訪れる都市や滞在都市によって大きく変わってきますが、パリの場合は1人あたり約45万円以上の予算を見積もると良いでしょう。主な費用は以下の通りです。
- 航空券代(燃油サーチャージ・出入国税込み):約25万円~
- 宿泊費(2名1室1人あたり):12万円~(2万円~/泊)
- 現地交通費:3万円~
- 食費:3.5万円~(5,000円/日)
- レンタルWiFi:7,000円~(1,000円/日)
- 現地観光費:2万円~
ヨーロッパの複数都市を周遊する場合、現地での移動費が高くなります。1週間旅行で、同じ国内の2都市間を高速鉄道で移動する場合、往復2万円程度の予算を考慮しておきましょう!
10日間の予算
10日間のヨーロッパ旅行の場合、1人あたり約60万円以上の予算が必要です。メインで必要な費用は以下の通り。
- 航空券代(燃油サーチャージ・出入国税込み):約25万円~
- 宿泊費(2名1室1人あたり):18万円~(2万円~/泊)
- 現地交通費:6万円~
- 食費:5万円~(5,000円/日)
- レンタルWiFi:1万円~(1,000円/日)
- 現地観光費:3万円~
10日間あれば、2か国間や複数都市の周遊も可能です。イタリア・スペインなど距離のある都市間を移動したい場合は、飛行機で移動することになるので、追加の航空券代を見積もっておきましょう。
1カ月の予算
1カ月もヨーロッパに滞在する場合、どのような旅程にするかによって費用が大きく変わってきます。例えばフランス、イタリア、スペイン、ドイツの4か国を周遊すると、1人あたり約100万円程度の予算が必要です。メインで必要な費用は以下の通り。
- 航空券代(燃油サーチャージ・出入国税込み):約25万円~
- 航空券代(ヨーロッパ内の移動):約10万円~
- 宿泊費(2名1室1人あたり):30万円~(1万円~/泊)
- 現地交通費:5万円~
- 食費:15.5万円~(5,000円/日)
- レンタルWiFi:3.1万円~(1,000円/日)
- 現地観光費:6万円
上記の費用は目安です。旅行中の過ごし方や、1つの国で何都市周遊するかで必要な予算が異なるので、旅程に合わせて計算してみてくださいね。
ヨーロッパ旅行にかかる費用の内訳
ヨーロッパ旅行にかかる費用の内訳を詳しく見ていきましょう!航空券代や宿泊費はもちろん、ヨーロッパ内の移動費を加えると思った以上の出費になることも。旅行に必要な予算を把握して、旅程を組み立ててみてください。
航空券代
ヨーロッパへの往復航空券代は、目的地や利用する航空会社、日程によって大きく異なります。エコノミークラスの場合、ヨーロッパへの直行便だと20万円以上の予算が必要です。
直行便の所要時間は片道約14時間から15時間で、以下のような航空会社が就航しています。
・フランス:エールフランス航空
・イタリア:ITAエアウェイズ
・スペイン:イベリア航空
・ドイツ:ルフトハンザ航空
・イギリス:ブリティッシュ・エアウェイズ
乗り継ぎ便を利用する場合は、15万円程度から購入可能な場合もありますが、移動時間が20時間以上になることもあるのでスケジュールを考慮して検討してみてくださいね。
ヨーロッパ内を飛行機で移動する場合の航空券代
ヨーロッパの都市間を飛行機で移動する場合、その分の費用も見積もっておきましょう!例えばパリからバルセロナや、ロンドンからベルリンなど国をまたぐ移動の場合、往復2万円から4万円程度が必要です。
ホテル代
宿泊費はホテルのグレードや日程によって大きく異なります。西欧の主要都市に宿泊する場合、2名1泊当たり4万円程度、1人1泊2万円以上を準備しておくと安心です。
例えば、日本のビジネスホテルのようなコンパクトな規模の3つ星ホテルなら、1泊1名1万5,000円程度が一般的。4つ星ホテルなら1泊1名3万円程度からで、バスタブ付きの部屋もあります。
格式の高い5つ星ホテルは1泊5万円以上と高額ですが、サービスが行き届いており、部屋も広くアメニティが充実しているのが特徴です。
同等のグレードのホテルでも、東欧なら比較的安く宿泊できます。3つ星ホテルであれば1泊1名1万円程度、4つ星ホテルでも1泊1名1万5,000円程度から泊まれますよ。
現地の交通費
ヨーロッパの都市内の交通費は地下鉄やバスなどが一般的で、料金は旅行先の都市によって大きく異なります。例えば、地下鉄の初乗り運賃はパリが2.55ユーロ、ローマが1.5ユーロです。
回数券や1日乗車券、観光パスなど様々なチケットの種類があるので、行きたい場所によってチケットの買い方を工夫してみてくださいね。
ヨーロッパの都市間を電車で移動する場合は、特急列車を利用することになります。例えばミラノ-ヴェネツィア間やバルセロナ-マドリード間なら片道5,000円から1万円程度で移動できますよ。
レンタルWiFi
フランス旅行時のインターネット接続手段として、レンタルWiFiの利用が便利です。ある程度良好な通信環境で使える4GのWiFiルーターを日本国内の空港で受け取るサービスなら、1日あたりの料金は1,000円程度~です。同行者と一緒に利用するなら安価に利用できます。
5G対応のWiFiや、通信容量無制限のプランだと料金がさらに高くなるため注意しましょう。空港で現地のSIMカードを購入する方法もありますが、短期の旅行なら手続きが簡単なレンタルWiFiがおすすめです。
現地観光費用
ヨーロッパの観光地を巡る際の費用は、観光スポットやアクティビティによって異なります。例えば、パリのルーブル美術館では入場料が32ユーロ(公式サイトで事前予約を推奨)ですが、ロンドンの大英博物館は無料で楽しめます。
世界的に有名な観光地では、入場料が20ユーロを超えることも珍しくありません。ヴェネツィアのゴンドラ体験(相乗り)やアムステルダムの運河クルーズなど、体験型のアクティビティは25ユーロから50ユーロ程度の費用がかかるので、あらかじめ見積もっておきましょう。
観光パスを購入すれば、複数の観光スポットを割引価格で訪問できるので、なるべく多くのスポットを巡りたい方におすすめです。季節のイベントやフェスティバルに参加する場合も、別途チケットが必要なことがあるので予算に含めておきましょう!
食事代
ヨーロッパでの食事代は国や都市、レストランの種類によってさまざまですが、地中海沿岸の国々では、地元の食材を使った料理が比較的リーズナブルに楽しめます。例えば、イタリアやスペインでは、パスタやタパスが一皿10ユーロから15ユーロで楽しめることも。
一方、中欧や北欧諸国ではレストランでの食事が少し高価になる傾向があり、一食あたり20ユーロから30ユーロを見積もっておくと良いでしょう。ファストフードやストリートフードは5ユーロから10ユーロ程度で手軽に食べられるため、レストランでの食事と組み合わせるのもおすすめです。
JTB社員が教える!ヨーロッパ旅行の費用を安く抑える5つのコツ
学生料金を活用する
ヨーロッパの多くの国では、博物館や美術館、城や歴史的建造物の入場料が学生料金で割引されています。公共交通機関も学生割引が適用される場合が多いので、購入時に学生料金があるかチェックしてみてください。
日本の学生証だと割引を受けられない場合もあるので、事前に国際学生証(ISIC)を発行しておくのがおすすめです。
物価の安い東欧をメインに旅行する
西欧諸国に比べて物価が安い東欧は、予算を抑えたい方にぴったりな旅行先。ポーランドやハンガリー、チェコ、ルーマニアなどの国々では、宿泊費や食事代が西欧や北欧に比べて安く、観光スポットも豊富。東欧は観光地としての人気も高まっているので、ぜひ旅程に組み込んでみてくださいね。
観光パスを活用する
観光パスは、特定の都市や地域内で複数の観光地を訪れることができる便利なチケットです。多くの場合、公共交通機関の利用も含まれており、現地交通費の節約にもつながります。
事前に計画を立てて、訪れたい観光地が観光パスに含まれているかを確認しておきましょう!また、優先的に観光施設に入場できるスキップ・ザ・ラインの特典が付いていることもあり、時間の節約にもなりますよ。
ヨーロッパ内の移動はLCCを利用する
ヨーロッパ内には、多くの格安航空会社(LCC)が運航しており、うまく活用すればコストを抑えて移動できます。早期予約やセール期間を狙うと、お得な価格でチケットを手に入れられる場合も。
ただし、LCCは受託手荷物の追加料金が発生することがあるため、荷物の量を事前に確認し、必要なら追加料金を支払うか、荷物を減らすことを検討しましょう。
空港が市街地から離れている場合があるので、空港へのアクセス費用も予算に含める必要があります。
キッチン付きホテルに宿泊して自炊する
食事代を節約するためには、キッチン付きのホテルやアパートメントに宿泊し、自炊をするのがおすすめです。地元の市場やスーパーマーケットで食材を手に入れ、自分で料理することで、食費を大幅に削減できます。
スーパーに行くと日本ではなかなか見かけない食材が並んでいるため、自炊でも現地の食文化を楽しめますよ。特に長期滞在する場合は、外食と自炊をうまく組み合わせてみてくださいね。
ヨーロッパ旅行ツアーで行くといくらかかる?
JTBでは、ヨーロッパ旅行のツアー商品を提供しています。航空券代や宿泊費、現地観光費や食事代も含まれるツアーを予約すれば、予算がすぐにわかるので計画が立てやすいですよ。
もしヨーロッパ周遊旅行を個人で手配するとなると、現地のホテルや都市間の移動など、すべて計画を立てて予約管理する必要があるため大変です。ツアーを活用すれば、計画や手配の手間なく楽しめますよ。
「ルックJTB」のプランなら、キャンセル料サポートや旅の疑問を相談できるサポートが充実しています。
添乗員同行ツアーから、航空券とホテルを自由に組み合わせられるパッケージまで様々なスタイルがあるので、ぜひ予算と相談しながらご検討ください。
現地発着のヨーロッパ周遊バスで複数都市を周る
ヨーロッパの都市をバスで周遊できる「ランドクルーズ」もおすすめです。ヨーロッパ16か国を繋ぐバスが運行しており、旅程に合わせて現地で乗車できるのがうれしいポイント。
公共交通機関では行きづらい観光名所も、バスならラクラク!日本語現地添乗係員が同行してくれるので、ヨーロッパ旅行初心者の方でも安心です。1名から参加できるので、一人旅の方にもぴったりですよ。
現地観光を楽しめるオプショナルツアー
現地観光を楽しめるオプショナルツアーを旅程に追加するのもおすすめです。日本語ガイド付きのツアーなら、ヨーロッパの文化をより深く知りながら楽しく観光できます。特に美術館を巡る現地観光ツアーは、名作を効率よく鑑賞できておすすめです。
ヨーロッパ旅行が安い時期は?
ヨーロッパ旅行が比較的安くなるのは、一般的にオフシーズンとされる冬季(11月中旬から3月初旬)です。この時期は航空券や宿泊施設の料金が下がり、観光地も夏より混雑していません。ただし、クリスマスや年末年始は例外で、この時期は価格が上がる傾向があるため注意しましょう。
また、春(4月〜6月初旬)や秋(9月〜10月)は天候が比較的安定しており、夏のハイシーズンよりも価格が抑えられるためおすすめです。航空券や宿泊施設は早めに予約すると、より安い価格で購入できる場合があるため、旅行が決まった段階でチェックしておきましょう!
現金はいくら持っていくべき?
ヨーロッパのほとんどの場所ではクレジットカードが使用できますが、小さな店舗や市場では現金が必要な場合があります。1週間の旅行であれば、日々の食事や小さなお土産、公共交通機関のチケット購入などのために、合計で200〜300ユーロ程度を持っていくと安心です。
大きな都市や観光地ではATMが見つけやすいので、必要に応じて追加で引き出すことができますよ。現地でATMを利用する際は、カードの不正利用防止のため細心の注意を払いましょう。
必要な予算を把握してヨーロッパ旅行を準備しよう!
ヨーロッパへの旅行前は、慎重な予算計画が重要です。滞在期間や目的地、旅のスタイルを考慮して適切な予算を設定し、余裕をもった計画を立てましょう!