タイ・バンコクの定番モデルコースをご紹介!安く抑えるコツや旅行のポイントも解説

タイ
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バンコク風景
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公開日:2025.05.29
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更新日:2025.05.29
グルメや寺院巡り、ショッピングと魅力にあふれるバンコクは、初めてのタイ旅行の目的地とするにもぴったりです。 本記事では、歴史スポットから水上マーケット、ディナークルーズまで網羅した3泊5日のモデルコースを紹介します。バンコクを満喫できるラインナップとなっているので、ぜひ参考にしてみてください。
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もくじ
タイ観光の基本情報タイ観光のベストシーズンタイまでの飛行時間バンコクの3泊5日定番モデルコース【1日目】夕方にバンコク到着しナイトマーケットを楽しむ15:00|バンコク・スワンナプーム国際空港到着17:00|空港からバンコク市内へ移動18:30|ホテルチェックイン19:00|ナイトマーケットで現地グルメを堪能【2日目】バンコクの三大寺院を巡る9:00|ワット・プラケオ(エメラルド寺院)を見学12:00|近くのレストランでタイ料理のランチ13:30|ワット・ポーで涅槃仏を見学15:30|ワット・アルンを見学17:30|チャオプラヤー川でディナークルーズ【3日目】タイの伝統文化を体験8:30|水上マーケットツアーに参加13:00|ソンブーンでシーフードランチ15:00|ジム・トンプソンの家を見学17:00|サイアムエリアでショッピング20:00|カオサン通りで夕食【4日目】最後の観光を楽しむ9:30|バンコク国立博物館でタイの歴史と文化を学ぶ12:00|チャイナタウン(ヤワラート)でランチと散策15:00|バンコク現代美術館(MOCA)でタイの現代アートを鑑賞18:00|アジアティークでショッピングとディナー24:00|深夜便で帰国タイ観光のポイントタイ旅行の費用を抑えるコツバンコク以外にも行くなら何日必要?タイ旅行で現金はどのくらい必要?タイ旅行で気を付けたいマナー計画的にまわれば、バンコク旅行はもっと充実する!

タイ観光の基本情報

タイ イメージ
まずは、初めてタイを訪れる方に向けて、観光前に知っておきたい基本情報を解説します。スムーズに旅行計画を立てるためにも、観光に適した時期や、使用する空港・移動時間について確認しましょう。

タイ観光のベストシーズン

タイ観光のベストシーズンは、雨が少なく過ごしやすい乾季(11~2月)とされています。気温は、暑季や雨季と比較すると低めで晴天の日が多く、快適に観光をできるのがこの季節です。 一方、雨季(6〜10月)は30分〜1時間ほどのスコールが毎日続きます。突然の雨でスケジュールに影響が出てしまう、ということも多いでしょう。しかし、ホテルや航空券が安くなりやすいため、費用を抑えてラグジュアリーな旅を楽しめる時期でもあります。

タイまでの飛行時間

日本からタイ・バンコクまでは直行便で約6時間かかります。時差はマイナス2時間と少なく、体への負担も軽めです。 現在は、以下の主要7空港から、バンコクのスワンナプーム国際空港またはドンムアン国際空港へ直行便が出ています。 ・成田国際空港 ・羽田空港 ・関西国際空港 ・中部国際空港(名古屋) ・福岡空港 ・新千歳空港(北海道) ・那覇空港 往路は朝発、復路は深夜~早朝発の便を選ぶと、現地での滞在時間を最大限に活用できるでしょう

バンコクの3泊5日定番モデルコース

寺院
ここでは、初日から最終日までバンコクを楽しめる定番のモデルコースを紹介します。旅をイメージするときの参考にしてみてください。

【1日目】夕方にバンコク到着しナイトマーケットを楽しむ

ナイトマーケット
夕方にバンコクへ到着したら、まずはホテルに向かいましょう。夜は人気のナイトマーケットで現地の雰囲気を満喫します。

15:00|バンコク・スワンナプーム国際空港到着

バンコクの玄関口であるスワンナプーム国際空港に到着します。空港はとても広く、空港内の移動に手間取るかもしれません。入国審査や荷物の受け取りに時間がかかることも想定しておきましょう。 両替やSIMカードの購入などは到着後でもおこなえますが、渡航前に済ませておくことをおすすめします。

17:00|空港からバンコク市内へ移動

空港からバンコク市内までは、車でおよそ40分〜1時間かかる距離があります。時間帯によっては渋滞することもあるため、余裕を持って移動するのが安心です。 移動手段はタクシー、空港鉄道(ARL)などがあります。初めてタイを訪れる方は、安心して移動できる交通機関の利用がおすすめです。

18:30|ホテルチェックイン

市内のホテルに到着したら、まずはチェックインを済ませましょう。 バンコクは宿泊施設の選択肢が豊富で、エリアによって観光や買い物の利便性が異なります。アクセス重視の場合、BTS(※)沿線のホテルを選んでおくと行動しやすくなります。 (※)BTSスカイトレイン:バンコク市内のほぼ全域をカバーする高架鉄道​。

19:00|ナイトマーケットで現地グルメを堪能

バンコク初日の夜は、ナイトマーケットでローカルグルメを楽しみましょう。屋台ではパッタイ、ガパオライス、タイスイーツなど人気メニューが揃い、手軽に本場の味を堪能できます。 ナイトマーケットはショッピングも楽しめるため、現地の雰囲気を味わうのに最適です。にぎやかな夜のバンコクで、旅気分を一気に高められます。

【2日目】バンコクの三大寺院を巡る

寺院イメージ
2日目は、歴史と格式を感じられる三大寺院を巡る一日です。美しい仏像や建築を通じて、バンコクの信仰文化を体感しましょう。

9:00|ワット・プラケオ(エメラルド寺院)を見学

バンコクで最も格式の高い寺院「ワット・プラケオ」は、王宮内にあります。敷地内には美しい建築が立ち並ぶ、タイ仏教の聖地です。本堂に安置されている翡翠製の仏像「エメラルド仏」にちなんで、「エメラルド寺院」とも呼ばれています。 神聖な場所であるため、服装には注意が必要です。肩や膝など肌の露出を避け、ドレスコードを守った格好で見学しましょう。

12:00|近くのレストランでタイ料理のランチ

寺院の見学を終えたら、周辺にあるローカルレストランでタイ料理のランチを楽しみましょう。トムヤムクンやグリーンカレー、カオマンガイなど、観光客にも人気のメニューが揃っています。 タイでは辛さ控えめに調整できるお店も多いため、辛いものが苦手な方でも安心です。暑さで疲れた体を美味しい料理でしっかり癒しましょう。

13:30|ワット・ポーで涅槃仏を見学

ワット・ポーは、巨大な涅槃仏が横たわっていることで有名な寺院です。全長46メートルの金色の仏像は迫力満点で、ゆったりとした表情が訪れる人の心を和ませます。 仏像の足裏には精巧な螺鈿細工が施されており、細部まで見応えがあります。また、タイ古式マッサージの総本山としても知られるこの寺院では、敷地内でマッサージを受けることができます。観光と癒しを同時に楽しむのもよいでしょう。

15:30|ワット・アルンを見学

「暁の寺」とも呼ばれるワット・アルンは、チャオプラヤー川の西岸に立つ美しい寺院です。細かな装飾が施された仏塔が特徴で、陽光を浴び輝く姿が印象的です。午後の日差しに映える白い仏塔は写真映えも抜群で、観光のハイライトになるでしょう。 なお、大仏塔は中腹まで登ることができ、バンコクの街並みや川の風景を一望できます。

17:30|チャオプラヤー川でディナークルーズ

バンコクの夜を楽しむなら、チャオプラヤー川を巡るディナークルーズがおすすめです。ライトアップされた寺院や橋、街の灯りが織りなす夜景を眺めながら、船上でタイ料理を堪能できます。 コース料理やビュッフェ形式などプランも多彩で、ライブ演奏付きの船もあります。このように、現地のクルーズプランは種類も豊富で、予算や雰囲気に応じて選べます。 迷ったら、JTBでクルーズのオプショナルツアーもチェックしてみましょう。

【3日目】タイの伝統文化を体験

夕方イメージ
3日目は、文化や生活に触れる体験型の観光を楽しみます。水上マーケットや歴史的建物など、五感でタイを味わいましょう

8:30|水上マーケットツアーに参加

朝は、タイの伝統的な暮らしを感じられる水上マーケットへ出かけましょう。手漕ぎボートに乗って、川沿いの店を巡りながら果物や雑貨を購入したり、船上で調理される麺料理を味わったりすることができます。慣れていないと正規の乗り場にたどり着くのが難しかったり、妥当な値段のボートか判断できなかったりするので、効率的にツアーを利用しましょう。 ダムヌンサドゥアックやアムパワーが人気の市場で、にぎやかな雰囲気も楽しめます。異文化を体感できる貴重な時間です。 なお、水上マーケットツアーへの参加には、初めての方でも安心して楽しめるJTBの水上マーケットツアーもおすすめです。

13:00|ソンブーンでシーフードランチ

水上マーケットを満喫したあとは、バンコクで有名な老舗シーフードレストラン「ソンブーン」でランチを楽しみましょう。 看板メニューのプーパッポンカリー(カニのカレー炒め)は濃厚な味わいで、日本人観光客にも人気です。ほかにも新鮮な魚介料理が充実しており、タイらしいスパイスの効いた料理を存分に味わえます。

15:00|ジム・トンプソンの家を見学

午後は、ヨーロッパとタイ文化が融合した建築が美しい「ジム・トンプソンの家」へ。20世紀初頭に建てられたこの邸宅は、英国人商人が暮らした歴史ある建物で、内部の装飾や家具も当時のまま残されています。 ガイドツアーもあり、タイ近代史や西洋文化の影響を学ぶことができます。静かで落ち着いた雰囲気が魅力の観光地です。

17:00|サイアムエリアでショッピング

夕方は、バンコク屈指のショッピングスポット「サイアムエリア」へ。MBKセンターやサイアムパラゴンなど大型モールが立ち並び、ファッション、雑貨、グルメまで幅広く楽しめます。 エアコンが効いているため、暑さを避けて快適に過ごせるのも魅力です。バンコク土産を探したり、カフェでひと休みしたりするのにもぴったりです。

20:00|カオサン通りで夕食

夜は、バックパッカーの聖地として知られるカオサン通りへ向かいましょう。異国情緒あふれるこの通りには多国籍なレストランやバーが並び、屋台では手軽にタイ料理が楽しめます。 にぎやかな音楽と人々の熱気に包まれながら、ローカルな雰囲気に浸ることができます。旅の出会いや思いがけない発見があるかもしれない、刺激的な夜になるでしょう。

【4日目】最後の観光を楽しむ

4日目は、アートやグルメ、ショッピングを楽しみます。旅の締めくくりにふさわしい1日を過ごしましょう。

9:30|バンコク国立博物館でタイの歴史と文化を学ぶ

朝はバンコク国立博物館を訪れ、タイの長い歴史と文化に触れましょう。 館内には王室の宝物や仏像、伝統工芸品などが多数展示されており、時代ごとの変遷を詳しく学ぶことができます。タイの文化を深く理解したい方には必見のスポットです。 静かで落ち着いた雰囲気のなか、旅の最後に知的なひとときを過ごすことができます。

12:00|チャイナタウン(ヤワラート)でランチと散策

昼食はバンコクのチャイナタウン「ヤワラート通り」で楽しみましょう。点心や中華粥、焼きそばなど本格的な中華料理を味わえる店が並び、食べ歩きも人気です。 食後は路地裏の雑貨店や漢方薬店をのぞきながら散策するのもおすすめです。アジアの文化が交差するこのエリアは、歩くだけでも刺激に満ちた体験ができます。

15:00|バンコク現代美術館(MOCA)でタイの現代アートを鑑賞

午後はバンコク現代美術館(MOCA)へ足を運びましょう。ここではタイ国内外の現代アーティストによる絵画や彫刻、インスタレーションなど多彩な作品が展示されています。 伝統と革新が融合する独特の感性に触れることで、タイ文化の新たな一面を発見できます。広々とした空間で静かにアートに浸れる貴重な時間になるでしょう。

18:00|アジアティークでショッピングとディナー

夕方はチャオプラヤー川沿いのナイトマーケット「アジアティーク」でショッピングとディナーを楽しみましょう。 約1,500店舗が並ぶ広大な敷地に、土産物やファッション、雑貨が充実しています。観覧車などのアトラクションもあり、食事も川沿いのレストランで優雅に楽しめます。

24:00|深夜便で帰国

楽しかったバンコク旅行もいよいよ終わりです。ホテルから空港へ向かい、深夜便で日本へ出発します。 深夜発の便は時間を有効に使えるので、最終日までたっぷり満喫できるのが魅力です。タイでの素晴らしい思い出を胸に帰路につきましょう。

タイ観光のポイント

旅行イメージ
ここでは、タイ旅行をより快適に楽しむための知識やコツをまとめました。ポイントを事前に把握して、タイへ観光する際の準備に役立てましょう。

タイ旅行の費用を抑えるコツ

タイ旅行の費用を抑えるには、まずハイシーズンを避けて航空券やホテルが安くなる時期を狙いましょう。あえて雨季のタイミングを選んでみたり、LCC(格安航空会社)の早期予約を活用したりするのもおすすめです。 eSIMに対応した端末を持っているなら、eSIMの通信サービスの利用も検討してみましょう。安い料金のプランを見つけられる可能性があるうえ、SIMカード交換の手間が省けます。 また、屋台グルメやフードコートを利用すれば、食費を節約できます。観光は、現地オプショナルツアーを使えば効率的でコスパも良好です。事前に比較サイトで価格を調べ、無理なく旅を楽しみましょう。

バンコク以外にも行くなら何日必要?

バンコク以外にも足を延ばすなら、1週間以上の滞在がおすすめです。チェンマイやプーケット、サムイ島などの地方都市やリゾート地は、見どころが多くあります。移動にも時間がかかるため、余裕を持った日程が理想です。 たとえば、パタヤならバンコクから車で約2時間と、短期旅行でも気軽に立ち寄れますがチェンマイへ行くとなると飛行機で1時間、鉄道で11時間以上かかります。目的地に応じて日数を調整し、旅の幅を広げましょう。

タイ旅行で現金はどのくらい必要?

現金は、1日あたり5,000円~1万円程度持っていると安心でしょう。3泊5日の旅行なら、5万円が目安です。 タイではキャッシュレス決済が普及しているため、多くの現金を用意する必要はありません。しかし、寺院やマーケットなどで現金しか使えないケースは多々あり、チップを渡す習慣もあります。ある程度の現金は携帯するようにしましょう。

タイ旅行で気を付けたいマナー

一般の人に対するマナーもあります。頭部は「精霊が宿る場所」とされており、他人の頭に触れるのは失礼にあたります。また、左手や足は不浄とされています。左手で他人を指差したり、足のタイは仏教を篤く信仰する国です。寺院では露出の少ない服装を心がけましょう。また、僧侶は女性に触れることを戒律で厳しく禁じられています。そのため、特に女性は、万が一が起こらないよう行動に十分気をつけなければなりません。 さらに、王室へ敬意を払うことも重んじられています。公共の場で国歌や王室映像が流れる際には、起立するのがマナーです。裏を人や仏前に向けたり、他人の足をまたいだりするのも避けましょう。アルコールやタバコの購入・撮影・SNS投稿にも規制があるため注意が必要です。

計画的にまわれば、バンコク旅行はもっと充実する!

バンコクは寺院巡りやグルメ、ショッピングなど、多彩な魅力が詰まった都市です。今回のモデルコースを参考にすれば、限られた日数でも満喫できるはずです。 費用を抑える工夫や現地マナーを知っておくことで、安心して快適に過ごせます。はじめての方もリピーターの方も、事前準備を整えて、自分だけの素敵なタイ旅行を楽しみましょう。
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