💚🤍❤️イタリア💚🤍❤️ コロッセオの歴史と周辺おすすめ観光スポット3選をご紹介！

歴史が深～くて 長～いイタリア 💚🤍❤️ ローマでとても人気の高い観光スポット、そして世界でも1番知られたモニュメントの1つでもある世界遺産コロッセオは約2000年前（弥生時代）に建てられた建築物でありながら、今でもオリジナルの姿をとどめています。
ここでは、コロッセオの歴史と見どころ、さらにローマに来たら絶対に行って欲しいおすすめ観光スポット3選をご紹介します

コロッセオは西暦80年にヴェスパシアヌス帝とティトゥス帝によって作られた円形闘技場。名前の由来は色々説がありますが「巨大な」 を意味する「コロッサーレ」から来ているとも言われます。 コロッセオは 娯楽/エンターテイメント、いわゆる『見世物』が開催される場所で、中でも最も観客を興奮させたのが、剣闘士同士の戦いでした。グラディエーターの名で知られる剣闘士達は、アスリートのように徹底的に訓練を受けていたと言われています。

当時の建築技術もさる事ながら 圧倒されるのが その大きさです。地下鉄B線のコロッセオ駅から外に出ると 目の前に「ドンっ」と 巨大建築が現れ、息を呑みます。 高さ約48メートル、直径約188メートル、約5万人の観客を収容できたと言われています。スムーズに入場できるよう、現代のスタジアムのように各入り口に番号が付けられていました。
古代ローマ帝国のシンボルというだけでなく、現代では様々なイベントが行われたり、イタリアの学校の子供達が遠足で訪れたりなど、文化的な要素として大きく貢献しています。

アクセス: 地下鉄B線 コロッセオ駅(Colosseo) 出口 真正面に位置。テルミニ中央駅から乗る場合はLaurentina方面へ乗車ください (スリ・置き引きには充分 気を付けましょう！)。

コロッセオの内部は、地下、闘技が行われたアリーナ、そして全4階の観客席からなっています。

【地下】
地下には、剣闘士や猛獣の檻、武器庫、機械室などがあります。地下からアリーナへ出られる跳ね上げ式の出入り口があり、観客を楽しませる為に剣闘士はエレベーターやはしごを使ってせりあがるようにして登場しました。猛獣は檻を地下から巻き上げる仕組みでアリーナに放たれました。このような派手な演出で観客を熱狂的にさせていたのです。

【アリーナ】
アリーナは、長さ86メートル、幅54メートル、深さ6メートルの楕円形の闘技場です。アリーナの床に大量の水を送り込んで張り、海に見立てて船を浮かべ、海戦を再現し観客を夢中にする演出をしていました。

【観客席】
収容人数は約5万人。4階建ての観客席は階級によって座席が分けられており、最上階は奴隷や女性が座る席でした。最上階には日除けの為に張っていた天幕を支えるポールの穴が残っています。

外観からだけではなく、ぜひ中に入場してその巨大なスケール、現代にも劣らない精巧な建築技術、ローマ帝国の繁栄と衰退を物語る歴史的価値を肌で感じてみましょう！当時に思いを馳せると大歓声に沸く市民たちの熱い声が聞こえてきそうです。

「討論会」「集会所」の意味で使われているフォーラム forumの語源は、フォロ Foro からきており、「人がたくさん集まるところ」という意味です。ロマーノは ローマの、という意味なので 、フォロ・ ロマーノとは「ローマ人の広場」という事になります。ここはローマ帝国の政治、経済、宗教 そして 街の中心地として栄えました。現代の霞ヶ関とも言えるでしょう。また、神殿、劇場、凱旋門などの遺跡も残っており、当時の繁栄を今に伝えています。フォロ・ロマーノの広大な敷地内を散策しながら、古代ローマの繁栄を想像してみるのも楽しみのひとつ。夏場は陽がかなり強く日陰もないので、帽子や日傘、サングラスなどの暑さ対策をお忘れなく！

アクセス:
フォロ・ロマーノはコロッセオに隣接。両遺跡は同じ考古学地区内にあり、パラティーノの丘と共に 一体となった遺跡観光エリアを形成しています。コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘を含む共通チケットで一緒に訪れることができ、古代ローマの中心部を効率的に巡ることが可能です。

コンスタンティヌスの凱旋門は、コロッセオの脇に位置する古代ローマの凱旋門。
西暦315年に 戦いの勝利を祝うコンスタンティヌス1世によって建てられたもので、古代ローマ時代の凱旋門の中で最も保存状態の良いものとされており、彫刻は古代ローマの軍事力と繁栄を物語っています。
この門から 古代ローマの競技場チルコ・マッシモ方面に向けてまっすぐ道が走っており、その右側にローマの7つの丘の1つ パラティーノの丘が見えます。このパラティーノの丘とコロッセオ、前述のフォロロマーノの3か所が共通入場券となっています。

アクセス: コロッセオの脇に位置します。

イタリア語で"Bocca della Verita"- ボッカ デッラ ヴェリタ = は "真実の口"を意味します。私たちライター(Boccaちゃん)のモチーフにもなっている んですよ。

ご存じの方も多いですが ここは手を入れて記念撮影をする有名スポット。さて、どうしてこの丸い顔が有名になったのでしょう？ そしてこの石盤はどこにあるのでしょう？

真実の口は、ローマの古代競技場チルコマッシモのすぐ近くにあるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会(下の写真) の外壁に設置された円形の石板です。紀元前2世紀頃に作られたものと考えられ、海神オケアノスの顔を模した彫刻が施されています。嘘をつく者が手を突っ込むと、その手を切り取られるという伝説で知られ、ローマ時代には真実の口を裁判所の証言台として使用していたことから生まれたと言われています。ローマを舞台にしたあのクラシック映画のワンシーンでも有名になりました。
現在では、真実の口は観光名所として非常に人気があり、多くの観光客が真実の口に手を入れる写真を撮影するために並んでいます。皆さんも 手を入れに来てくださいね！

アクセス: 最寄り駅 地下鉄B線 チルコ マッシモ(Circo Massimo)駅からは徒歩約10分ですが、コロッセオ または フォロ・ロマーノ見学と組み合わせて行く方が多数派。コロッセオからパラティーノの丘方面を歩いて行く場合は 徒歩約20分。