シャンパーニュ街道祭り シャンパンの魅力について

ラグジュアリーなイメージで、味も香りも「お祝い感」があるシャンパンは、結婚式、祝賀会、年末年始など特別な時に飲まれることが多い発泡性のワインです。銘柄によって幅がありますが、さわやかな酸味と繊細な泡立ち、フルーティーさ、そしてブドウや熟成由来の複雑な香りが特徴です。アルコール度数は12〜12.5％程度、発泡性なので飲みやすく前菜からデザートまで幅広い料理に合います。また、シャンパーニュ地方で造られているシャンパンだけが「シャンパン（Champagne）」と名乗ることができ、他の地域で造られた発泡性のワインは「スパークリングワイン」と呼ばれています。

モエ・エ・シャンドン（Moët & Chandon）、マム（G.H. Mumm）、ヴーヴ・クリコ（Veuve Clicquot）、テタンジェ（Taittinger）、ペリエ・ジュエ（Perrier-Jouët）は世界的に有名なシャンパンセラーです。ワイナリー見学やテイスティングツアーも提供しているところもあり人気の観光地にもなっています。

シャンパンを本当に美味しく楽しむには、温度やグラス、開け方、注ぎ方にコツがあるんです。理想温度は冷蔵庫で約3時間（6〜8℃）、開けた後もワインクーラーや氷水で保冷するのがベストです。フルートグラスが泡が立ちやすく見た目も美しいのでお薦めです。そして、ボトルを開ける際は「ポン！」と音を立てないで、静かに回してコルクを抜くのがポイントです。グラスを斜めに傾けて、泡立ちを抑えながらゆっくり注ぎましょう。泡が落ち着いてから2〜3回に分けて再注ぎすると見た目もきれいです。シャンパンは空気と触れると泡がすぐに弱まるので、開けた後はなるべく早く飲みましょう。また、牡蠣、生ハム、唐揚げ、チーズなど料理と合わせることでシャンパンの味がさらに引き立ちます。このように、ちょっとしたコツを押さえると、風味・香り・泡立ちすべてが引き立ち、より贅沢なひと時が楽しめます。

今年7月26・27日にレ・リセ Les Riceysという村で『シャンパーニュ街道祭り』が開催されます。通常は一般開放されていない小・中規模のシャンパンセラーが、このお祭り期間だけは特別に開放され、自分たちが造っているシャンパンを自分たちのセラーで振舞ってくれるという特別なお祭りです。約15つほどの各セラーで無料で１杯試飲することができ、気に入ったシャンパンを現地価格で購入できます。ブドウ畑に囲まれた小さな村を訪れる、普通の観光では味わえない、楽しいイベントです。

マイバスツアーでは、今年お祭りの舞台、3つのAOC、288のワイン生産者をもつレ・リセ村を訪れるツアーをご用意しています。

車でしかアクセスができない村へ専用バスでご案内。ワインとシャンパンに詳しい仏政府公認日本語ガイドが、バス内でワインだけでなくフランスの文化や歴史などもご説明します。シャンパン試飲パスポート付（限定35名様）ですので、現地で訪問箇所や試飲方法の案内の後、すぐに試飲を楽しめるのが嬉しいですね。試飲後、気に入ったシャンパンを現地価格で購入できるのもお得です！

当日は、シャンパンに詳しいフランス政府公認ガイドが、バス内でワインだけでなくフランスの文化や歴史などもご説明します。

森本育子ガイド
世界一美しい街パリのご案内はもちろん、フランスの地方に精通し、特にワイン・シャンパーニュのカーヴ訪問、美食ツアー、美術系が得意です。難解な解説ではなく、分かりやすく楽しいガイドを常に心がけています。
著書「アルザスワイン街道 お気に入りの蔵をめぐる旅」（鳥影社）

※当日は森本ガイドが担当予定ですが、諸事情により、急遽ガイドが変更になった場合はご了承下さい。

2018年に、シャンパーニュ街道祭りに参加をしました。
車でしかアクセスのできないブドウ畑に囲まれた小さな村々にバスで移動し、地方特有のアットホームな雰囲気の中、到着してから出発まで、ノンストップで各セラーでシャンパンの試飲を満喫。屋台もでていて、まさにお祭りそのものでした。各セラーでびっくりするほど低価格でシャンパンを買えたのも嬉しかったです。