クラクフ南東のヴィエリチカでは11世紀より岩塩採掘が行われており、地底岩塩採掘坑は地下64~375mに至る9層から成り、最深部は地下375m、全長は300km以上にも及ぶ。1966年に商業採掘が中止され、現在は観光地として地下135mまで一般公開。観光向けの3.5kmの坑道には当時の採掘を再現した人形や、坑夫たちが信仰のために彫った神話や歴史上人物の彫像が並び、岩塩採掘の歴史を知ることができる。見学ルートは、Tourist RouteとMiner's' Routeの2種類あり、それぞれポーランド語か英語のガイドツアーで回る。チケットはどちらか片方、または両方の2種類がある。ヴィエリチカ岩塩坑から東へ30kmほどに位置するもうひとつのボフニアの岩塩坑は、現在も採掘が行われている。ともに1978年に世界遺産に登録された。