1997年に世界遺産に登録されたマルボルク城は、13世紀にドイツ騎士団が建造したヨーロッパ最大のゴシック様式の要塞。国家の建設を目指したドイツ騎士団は、ここを拠点として領土を拡大し、それに合わせて城を宮殿のように豪華なものへと増築していった。しかしそれは多くの反発を買い、15世紀に入ると権力が衰退。やがてポーランド王国の支配下に収まるようになる。第二次世界大戦でドイツ軍とソ連軍の戦闘中に城のほとんどが破壊されるも、戦後に赤レンガ造りの中城と高城の城壁が再建築された。現在、マルボルク城は博物館となっており、騎士たちが実際に使用していた武具や食器類、工芸品などが展示されている。