南インドのタミルナードゥ州中南部に位置する、チョーラ朝時代に建造された3つのヒンドゥー教寺院。チョーラ朝時代の首都タンジャーヴールに建てられたブリハディーシュワラ寺院が1987年に世界遺産に登録され、続いて2004年にガンガイコンダチョ-ラプラムの同名寺院と、ダーラースラムのアイラーヴァテスヴァラ寺院が拡大登録された。特筆すべきは、チョーラ朝の最盛期の王ラージャラージャ1世によって、1010年に建てられたタンジャーヴールのブリハディーシュワラ寺院。本殿には宇宙の破壊と創造を司るシヴァ神の巨大なリンガ(男根)が祭られており、当時世界一の高層建築であったシカラ(本殿高塔)は63m、重さ81トンにおよぶ。ピラミッド形のシカラを装飾する細やかな神々の彫刻は見ごたえがある。