アジアカップ終了、2016シーズン終了しました!
JTBスポーツブログで応援していただています皆様、こんにちは!
JTBコミュニケーションデザインの小池岳太です。
今期の締めくくりとなりますアジアカップが韓国・平昌と、最終戦が日本、白馬八方尾根にて開催され、韓国戦では2戦で3位入賞、国内戦では嬉しい2連勝でした!!
<結果>
3/8~10 ヨンピョン(Korea)大回転3位、回転2位
3/20~21 白馬八方尾根(JPN)回転①1位、回転②1位
白馬大会 回転種目1位の様子(SAJD提供)
今期のワールドカップでは最高9位と良い成績を上げることができなかった悔しさをバネに、何としても取り組んできた練習の成果を出そうと臨んだアジアカップで、2018年平昌パラリンピック会場でもあるヨンピョンでの好成績と、国内唯一の大会で手応えのある滑りができ、良い今期の締めくくりをすることができました。
今後、残雪練習にてすぐに来期に向けての用具テスト、基礎技術再構築、そして、ジムを中心にフィジカル練習が始まります。
また、もう一つの目標である自転車競技の練習も含めて再開します。
2018年平昌パラリンピックまではアルペンスキーを中心に活動していきますが、今期の内容を良く分析し、練習計画をコーチ陣と良く吟味して、来期の飛躍を心に誓い、達成していくように今後も練習に取り組んでいきます。
今後とも、応援のほど、よろしくお願いいたします。
JTBコミュニケーションデザインの応援団が大勢駆けつけてくださいました!大きな力になりました!
★ピョンチャン・アルペンスキー会場報告
アジアカップで訪れた韓国Yongpyongスキー場は、選手村から5分と近く、アルペンスキーでは技術系種目(回転・大回転)の会場となります。(その他ジャンプ台も近くにありまして、ソウルからの高速鉄道、選手村は目下、急ピッチで工事中の様子でした。)
アルペンスキーの高速系種目(滑降など)の会場は、ヨンピョンから車で40分離れたJeongseon(チョンソン)スキー場ですが、コースは完成し健常者のワールドカップを既に開催し、コースレイアウト、硬い雪質、そして大会運営は絶賛されていました。
今回視察時はスキー場が一般開放していませんでしたので、コーチ陣が山に登ってコースを下見してきた状況です。(カメラ画像にて私たちはコースを頭に叩き込んでいきます。
韓国は天然雪がほぼ降らず、コースは100%人工雪となります。
大陸性気候の影響か乾燥した風が強く吹き、表面の軽い雪は飛ばされるため、乾燥した硬いアイスバーンのコース状況となりそうです。(欧州の氷河にも匹敵する硬さです)
2018年平昌パラリンピックはオリンピック後の3月の開催となり、山の標高も1000m前後と低いため、寒暖の激しい時期になりそうです。
今回大会も、雨天が一転し-8度まで下がり、天然のスケートリンクのようなコース状況でした。
私は雪が硬ければ硬いほど得意な状況となりますので、好印象の会場でした。
前回冬季パラリンピックのソチ大会に比べ、会場は既に完成している状況でしたので、安心した現地の状況でした。
★What`s 障がい者アルペンスキー
<各大会と2018年平昌パラリンピックまでの流れ>
私たちの大会は、4年に一度の冬季パラリンピックを頂点に、2年毎に開催の世界選手権、そして毎年開催の国際大会ではワールドカップが最高峰大会、その他各大陸別の欧州カップ、北米カップ、アジアカップが開催されています。
種目数は健常者アルペンスキーと同じく、「回転」から「滑降」まで5種目行われていますが、それぞれ規定の国際ポイントを獲得していくことでパラリンピック出場に繋がります。
パラリンピック選考は複数回に分かれ、早ければ前年となる来期2016-2017シーズン終了後に決まり、その後、直前の2018年1月までの期間で随時決定されていくのが過去の流れです。
来期の目標は、今期達成できなかったワールドカップ8位以内入賞は当然のこと、2017年1月開催の世界選手権で表彰台を目指します。
JTBコミュニケーションデザイン
小池 岳太







