泊まって楽しむ小浜島

トラベル&ライフ 取材こぼれ話
2026年07月31日
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国内旅行
旅行記

2026年8-9月号『Travel&Life』の巻頭特集では石垣島を拠点に西表島、由布島、小浜島といった個性豊かな島巡りの旅を紹介した。ここでは、本誌では掲載しきれなかった小浜島の魅力を取り上げたい。

小浜島は石垣港離島ターミナルから高速船で約30分。八重山諸島の中でもとりわけ素朴な雰囲気が残り、それに魅了される人も多い。その一方で、リゾートホテルがあり、日常とは違った "特別" な時間を過ごせるのも魅力だ。

クワイエットプール
クワイエットプール

ライトアップされた夜も幻想的
ライトアップされた夜も幻想的

宿泊したのは、小浜港からは車で5分ほどの「はいむるぶし」。敷地面積は約393,500m²と広く、その敷地全部が西表石垣国立公園に属している。園内は亜熱帯の自然が広がり、水牛が遊ぶ「水牛池」や、ヤギやリクガメなどとふれあえる「動物ふれあい広場」など見どころがあり、カートを使って散策するのも楽しい。

動物ふれあい広場

カートを使って散策

部屋に居ながらにして海、または緑豊かな庭園を望む快適な客室、地元の食材を使った料理が楽しめる多彩なレストラン、海との一体感を味わえる八重山諸島初のインフィニティプールなど設備も充実。さらに、今年7月には客室はもちろん、テラスにあるプライベートプールからも西表島に沈む夕陽を堪能できるヴィラが誕生した。

新たに誕生したヴィラ
新たに誕生したヴィラ

テラスにサンセットビューのプライベートプール付き
テラスにサンセットビューのプライベートプール付き

アクティビティもバラエティ豊か。特に見逃せないのが、宿泊するからこそ楽しめる「星空観察」だ。西表石垣国立公園は2018年に国際ダークスカイ協会から光害が少ない地域として日本初の「星空保護区」に認定されている日本でも指折りの星空スポット。満天の星は部屋のテラスにあるロッキングチェアや敷地内のビーチエリアなどでも見ることができるが、『星空ガイドがエスコートする「星空ツアー」』に参加した。

この日は、あいにく満月の4日前だったため漆黒の闇には程遠く、日ごろは意識したことがなかったが "月明かり" がもたらす明るさを実感することになった。そのせいで満天の星というわけにはいかなかったが、それでもあちらこちらに星は見えた。ガイドの中村航大さんによる星や星座にまつわる沖縄独自の神話も興味深く、あっと言う間に時間が過ぎていった。

海人公園で見た星空 海人公園で見た星空

早朝ヨガにもぜひチャレンジしてほしい。海を望む爽快なロケーションのなか、新鮮な空気をたっぷり吸って体を動かせば、心も身体も軽くなること間違いない。「鳥の声を聞きながら庭の緑や遠くに海を眺めるという自然を肌で感じられる環境でヨガをすることをゲストの皆さんはとても喜んでいます」と話すのは、インストラクターの荒木沙実さん。「興味はあったけど、今までやったことがなかった。けれど、参加しましたというお客様も多くて、この環境がそういう気持ちにさせてくれるのだと思います」とも話す。

早朝ヨガ

インストラクターの荒木沙実さん
インストラクターの荒木沙実さん

島の個性豊かな見どころをゆっくりと巡ることができるのも宿泊すればこそ。穏やかで美しい海を一望できる西大岳、神秘的なガジュマルの群落がみられるコーキ原ガジュマル群落、約2kmにわたって続くヒルギ林を見ることができる石長田海岸、真っすぐな一本道が特徴的で、島のシンボル的な風景のシュガーロードなど多彩だ。電動アシスト自転車を使えば、島をぐるっと一周しても約1時間なので、気の向くままにのんびりと走るのもおすすめだ。

コーキ原ガジュマル群落 コーキ原ガジュマル群落

ヒルギ林を見ることができる石長田海岸 ヒルギ林を見ることができる石長田海岸

シュガーロード シュガーロード

西大岳から見た景色 西大岳から見た景色

文・木村理恵子 写真・葛西亜理沙

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