
冬にフランスに行くなら絶対飲みたいのがホットチョコレート。フランス語ではショコラ・ショー(chocolat chaud)といい、どこのカフェやサロン・ド・テでも飲むことができます。
でも、だからこそ本当においしいホットチョコレートを見つけるのが難しいんですよね。そこで今回は、毎年ホットチョコレートを飲み続けている在仏歴8年の私がおすすめしたい、おいしいホットチョコレートをご紹介していきます。
アンジェリーナは、モンブランとホットチョコレートが名物の老舗パティスリー。パリの中心にある本店はココ・シャネルが通っていたことでも有名です。
ポット入りで提供されるアンジェリーナのホットチョコレート
アンジェリーナのホットチョコレートは、定番中の定番ですが、やっぱり何度飲んでもおいしい!とろっとしていて、スプーンですくって飲めそうなほどの濃厚さが最高なんです。カップではなく、ポットに入ってサービスされるのも本場の雰囲気があって気分が上がります。
この濃厚さの秘密は、アフリカ産の3種類のカカオ。ちょっとだけ感じる苦味は、3種類のカカオの配分量によるもの。
しかもレシピは、100年以上変わらない秘伝のレシピです。100年前の人も現代人も同じものをおいしいと感じているんだと思うと、なんだか感動しますね。
パリの有名パティスリー、シリル・リニャックでもホットチョコレートを飲むことができます。シリル・リニャックのホットチョコレートは、さすがパティシエが作るだけあってチョコ感が強くておいしい!とろっと感はありませんが、クリーミーでコクがあります。甘いだけではなく、チョコの味が何層にもなっているような、奥行きのある味わいで、ごくごく飲めました。
バニラたっぷりのシリル・リニャックのホットチョコレート
飲み終わった後、カップの底に黒いつぶつぶがあるな、と思ったらなんとバニラ!バニラの匂いを感じなかったので全く気が付きませんでしたが、贅沢にたっぷりのバニラが使われていました。これがコクの秘密なのかも。
シリル・リニャックのホットチョコレートは、11区にある「ショコラトリーシリル・リニャック」で飲むことができます。店内にカフェスペースあり。テイクアウトも可能です。
ジャン・ポール・エヴァンのレシピで作られたホットチョコレート
パヴァンヌは、パリ6区、リュクサンブール公園の向かいにあるカフェ。ここでは、有名ショコラティエの秘密のレシピで作られるホットチョコレートが飲めるんです。というのも、このカフェパヴァンヌはショコラティエ、ジャン・ポール・エヴァンの娘さんがオープンさせたお店。メニューのなかには、ジャン・ポール・エヴァンの人気スイーツとホットチョコレートも並んでいるんです。
パヴァンヌのメニュー
ホットチョコレートは、ジャン・ポール・エヴァンの秘密のレシピで作られたもので、ショコラティエが作る本格的な味。ちょっと苦味があるので、スイーツと一緒に食べても甘すぎずにおいしい!ポットにたっぷり入ってサービスされるので満足感もあります。 ジャン・ポール・エヴァンのショップでもホットチョコレートを飲むことはできますが、カフェスペースがないためテイクアウトのみ。ゆっくりと暖かいところでホットチョコレートを味わいたい人はぜひカフェパヴァンヌへ行ってみてくださいね。
ラ・ボシュはモンマルトルの丘にあるかわいらしいカフェ。ここのホットチョコレートも濃厚でとってもおいしいんです。少しとろっとしていて、チョコレートの味がしっかりしています。ポットではなくカップで提供されますが、サイズが大きいので容量多めで満足感あり。それにソーサーやカップもとてもかわいいんです。
大きめカップにたっぷり入ったホットチョコレート
ラ・ボシュはカップだけでなく店内もモンマルトルの丘のイメージそのままのこじんまりとしたかわいい雰囲気です。インテリアはアンティーク風で温かみがあります。かわいいもの好きな人の心をくすぐりますよ。
モンマルトルらしい素朴さがかわいいラ・ボシュ
ラ・ボシュは、朝食からランチ、スイーツまで楽しめて、いつ行っても賑わっています。土曜日にはブランチもしていて、人気のため予約必須。ケーキや焼き菓子などのスイーツもおいしいので、ぜひホットチョコレートと一緒に味わってみてくださいね。
寒い冬のパリでも、ホットチョコレートを飲めば心も体も温まります。観光や街歩きの合間に、紹介したカフェへぜひ立ち寄ってみてくださいね。