
アメリカ国内では、ハワイ州が唯一コーヒーの商業的栽培が可能な州であることをご存知の方は相当なコーヒー通! そういうわけでハワイには美味しいコーヒーを作るコーヒーブランドやカフェが多く存在します。今回はその中から、カイルアにあるロースタリー兼カフェ「トラディション・コーヒー・ロースターズ」をご紹介します!
トラディション・コーヒー・ロースターズはカイルア・タウンに入る手前にあり、ホノルルからはパリ・ハイウェイを使ってアクセスします。住所は「カラニアナオレ・ハイウェイ」になっていますが、実際はカイルア・タウンに入る直前に「カパア・クワーリー・ロード」に左折してアクセスします。ここは緑深い道を少し走った倉庫の並ぶ場所に位置していて、カイルアのローカル住民が通う、文字通りの「隠れ家カフェ」なのです。このスペースがオープンしたのは約3年前で、その前はオーナーが自宅でコーヒーを焙煎していたとか。
トラディション・コーヒー・ロースターズのオーナーであるブライアンさんは、ニューヨーク州で消防士として勤めていましたが、コーヒー好きが高じて自分でコーヒー豆の焙煎を始めたそうです。そして美味しいコーヒーの焙煎を極めるためハワイに移住。現在は自社焙煎のコーヒーを卸売・小売販売するほか、美味しいコーヒーやペストリーが楽しめるカフェの運営や、コーヒーに関するクラスやツアーの開催などを行っています。
筆者が今回参加したのは、コーヒー豆とその焙煎に関する知識を学びつつ、コーヒーのテイスティングも楽しめる「ロースタリー・ツアー&テイスティング」(有料)。まずは同店のスタッフから、トラディション・コーヒー・ロースターズ創業のバックグラウンドやコーヒーの産地、豆の種類や特徴などの知識を学び、コーヒー焙煎のプロセスに関する説明を受けました。
現在トラディション・コーヒー・ロースターズで扱っているコーヒー豆のうち、20%はハワイ島コナやカウなどのハワイ産で、残りの80%はコロンビアやグアテマラなど外国産だそうです。
説明を聞いた後は別のテーブルに移動。テーブルの上には挽いたコーヒー豆を入れたカップが3つ置いてあり、そこに熱いお湯を入れてコーヒーを作ります。そしてコーヒーの香りや味が細かく分類された「コーヒー・テイスティング・ホィール」を利用し、産地も焙煎方法も異なるコーヒー3種が持つ香りや味の特徴について学んでいきます。
まずブライアンさんがコーヒーの香りを嗅いで分析するやり方を見せてくれたので、私たち参加者も見よう見まねで同じように香りを嗅いでみました。3つのコーヒーは明らかに香りが異なっており、同じように味も異なることが容易に想像できます。しかしその香りを分析するのは、筆者のような素人にとっては少々難しい作業でした。
こちらの3種のコーヒーは左の2つがライトロースト、右がダークローストです。上層に浮いている余分なコーヒー豆をスプーンですくって捨てて表面が滑らかな状態にしてから、いよいよテイスティングです。
ライトの方はフルーティーで甘みのある香りと味で、ダークはスモーキーで深みのあるリッチな味わい。筆者はダークローストのファンなので、3つ目が一番おいしく感じましたが、他の参加者はライトローストが好きだそう。コーヒーの好みも人それぞれですね。
ロースタリー・ツアー&テイスティングの終了後は、併設されている「トラディション・カフェ」でコーヒータイムを満喫。自家製のコーヒー豆を使ったエスプレッソやカプチーノ、ラテ、コールドブリュー、ドリップコーヒーなど、コーヒー好きには嬉しいメニューが揃っています。
筆者はホットラテ、同行した友人はアイスモカをいただきました。ラテは深くリッチな味わいで、くせがなくて飲みやすく、とっても美味。ペストリーはバナナナット・ブレッドとチョコレート・バナナナット・ブレッドで、甘さの加減が絶妙!日本人の好みにも合いそうです。
2階に上がるとリテールスペースを兼ねたギャラリーがあり、地元アーティストによるアートやコーヒーカップなどの陶芸品などが並んでいますので、ぜひご覧ください。
トラディション・コーヒー・ロースターズはコーヒー通におすすめのスポット!カフェでコーヒーを楽しむだけでなく、コーヒーについての新しい知識が得られるロースタリー・ツアー&テイスティングにもぜひ参加してみてくださいね。
(店舗情報)
Tradition Coffee Roasters
905 Kalanianaʻole Highway #3201 Kailua Hawaii 96734
営業時間:月~金曜日:7時~15時
土・日曜日:8時~16時
※掲載の情報は変更となる場合があります。