スカンジナビア半島北部、ボスニア湾に面して広がる港町、ルーレオーの郊外にある小さな村がガンメルスタードだ。ここには15世紀初頭に建てられたネーデルーレオー教会と、その教会を取り囲む424の木造家屋から成る教会街があり、当時と同じたたずまいで残されている。ロシアとの戦いの末、14世紀にスウェーデン国王の領土となったこの地方は、国境を示す意味を含め、最初は要塞として利用できるように教会を建設したといわれている。伝統的な赤い外壁が印象的な山小屋風の家々は、16世紀から20世紀にかけて建てられたもので、日帰りの困難な遠隔地域の信者の宿泊所として、日曜日と宗教上の祝祭日にのみ利用された。1996年に世界文化遺産に登録。週末に訪れる礼拝者のための宿泊施設として、現在も利用されている。