ワッデン海(The Wadden Sea)の魅力・地図・行き方

北西ヨーロッパ大陸の一部と北海の間に横たわる水域、関連する海岸の湿原を指す。陸と海が常にせめぎ合うこの地の湿地帯は、激しい潮流と潮の満ち引きによって生み出された砂州、干潟、塩田、三角江、潮の水路、海岸性植物の平原、貝類の生育地、砂丘などの多彩な環境が広がっている。アザラシやイルカなどの海洋性哺乳類を筆頭に、さまざまな動植物にとって重要な生息、生育の地となっている。また、ヨーロッパ北西部の1割に該当する年間1200万羽以上もの渡り鳥が飛来し、この地で越冬、繁殖する。2009年、ドイツとオランダの保護区が世界自然遺産として登録され、2014年にはデンマークの保護区もその対象となった。また、世界遺産に先駆けて、1987年にはラムサール条約にも登録されている。

都市 ハンブルク
カテゴリー 観光地 > 国立公園

基本情報

公式サイト https://www.nationalpark-wattenmeer.de/
最終更新日時 2025年02月12日

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