ウィンザー城の見どころガイド|観光スポットと行き方も紹介

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ウィンザー城の見どころガイド|観光スポットと行き方も紹介

英国王室の居城として知られるウィンザー城は、イギリスへ来たら必ず訪れたいスポットです。本記事では、ウィンザー城の見どころや周辺の観光スポット、アクセス情報をご紹介します。

ウィンザー城|イギリスを代表する観光スポット

​ウィンザー城は、イギリスのバークシャー州ウィンザーに位置する、世界最古かつ最大の現役王宮です。 ​歴史的建造物としての価値も高く、多くの観光客が訪れる名所となっています。 首都ロンドンからは鉄道で1時間と、アクセスが良い点も魅力です。

住所
Windsor Castle SL4 1NJ

入場料
¥5,429
※要確認(時期・状況により変動)

アクセス方法
Windsor & Eton Central駅から徒歩 5分

営業時間
10時~17時15分(最終入場16時)、11~2月10時~16時15分(最終入場15時)

定休日
火・水曜

ウィンザー城内(聖ジョージ門、エドワード3世タワー)

イギリス最古の城|ウィンザー城の歴史とは

ウィンザー城は11世紀にウィリアム征服王がロンドン西部の防衛拠点として築城し、以降、歴代君主の居住地として使用されてきました。

​15世紀には、エドワード4世がセント・ジョージ礼拝堂を建立し、ガーター勲章の本拠地としました。

​19世紀にはジョージ4世がゴシック様式への改修を行い、現在の壮麗な姿となりました。 ​1992年の火災後、大規模な修復が行われ、現在も英国王室の公式行事や観光名所として、多くの人々に親しまれています。

国王がウィンザー城に滞在中にはラウンドタワーに王室旗が、それ以外の時にはイギリス国旗(ユニオンジャック)が掲げられるそうです。見学に訪れた際には、旗を確認すると国王滞在中かどうかが分かります。

セント・ジョージ礼拝堂|王室の歴史に触れる人気の観光地

ウィンザー城の見どころの一つ、セント・ジョージ礼拝堂は、ウィンザー城内にあるゴシック様式の美しい聖堂で、イギリス王室の重要な宗教行事が行われる場所です。

15世紀に建設され、歴代国王や王族の墓所としても知られています。エリザベス2世やフィリップ殿下もここに埋葬されており、歴史的・精神的に深い意味を持つ建造物です。

精緻なステンドグラスや天井の装飾も見どころで、厳かな雰囲気の中で王室の歴史に触れることができます。

セント・ジョージ礼拝堂外観

ステート・アパートメント|英国王室の公式行事が行われる場所

ウィンザー城内にある王室の公式行事が行われる場所が、「ステート・アパートメント」。国賓の接待や儀式などにも使用される格式高い部屋の数々です。

内部は豪華な調度品や芸術作品で彩られており、ルーベンスやレンブラントなどの名画も展示されています。

各部屋は時代ごとの建築様式が取り入れられており、まさに王室の歴史と美意識が詰まった空間。見学者はその一部を見て回ることができ、まるで王室の一員になったような気分を味わえます。

クイーン・メアリーズ・ドールハウス|精巧な人形の家

ウィンザー城で大人気の見どころが「クイーン・メアリーズ・ドールハウス」。1920年代に製作された精巧なミニチュアハウスです。

ジョージ5世の王妃メアリーのために作られ、建築家やアーティストが手がけた本格的な作品で、家具や食器、本、電気・水道設備まですべて本物のように機能します。

細部までこだわった豪華な作りは圧巻で、大人も子どもも魅了されること間違いなし。王室の趣味や当時の暮らしを垣間見ることができます。

衛兵交代式|勇壮なイギリス近衛兵を間近に

ウィンザー城へ来たなら見学したいのが衛兵交代式。

赤い制服に熊の毛皮の帽子をかぶった近衛兵が、音楽隊の演奏とともに行進しながら交代する様子は圧巻で、多くの観光客が訪れる名物行事です。赤の制服は冬季にはグレーに衣替えします。制服は担当する部隊によって少し異なっており、時にはキルトを着た衛兵や、アジア人の風貌の衛兵(グルカ兵)が見られることもあります。

通常、週に数回午前中に実施されますが、天候や行事によって変更されることもあります。ウィンザー城の歴史ある石畳の中庭で繰り広げられるこの光景は、英国らしさを体感できる貴重な瞬間です。

午前11時より、セント・ジョージ礼拝堂の近くにある広場で開催されます。広場の外では、交代で城の外に出ていく兵隊の姿も見ることができます。開催曜日を現地でご確認の上、ぜひチェックしてください。

ウィンザー城の衛兵交代式のスケジュール(英語)
https://www.householddivision.org.uk/changing-the-guard-calendar

衛兵の行進

ウィンザー城のロングウォーク|美しい写真が撮れる並木道

ウィンザー城の南側に位置する全長約4.2kmの美しい並木道、ロングウォーク(The Long Walk)も散策したいポイントです。

この道は、17世紀にチャールズ2世によって整備されました。一般の人々も自由に歩くことができ、散策やジョギングを楽しむ地元の人々や観光客に親しまれています。 ​
ロングウォークを通過できる馬車や車両は王室関係者に限られており、公式な催しの際やロイヤルアスコットに向かう際などに使用される道としても知られています。

​この並木道から眺めるウィンザー城の景色は格別で、写真撮影スポットとしても人気があります。 ​

ロングウォーク(ウィンザー城を臨む)

ウィンザー旧市街・テムズ川沿い|イギリスらしい街並みを堪能

ウィンザー旧市街は、ウィンザー城のすぐそばに広がる歴史あるエリアで、石畳の通りや中世風の建物が美しい風情を醸し出しています。

地元のパブやカフェ、おしゃれなショップが立ち並び、散策やショッピングにも最適です。

また、近くを流れるテムズ川沿いには整備された遊歩道があり、美しい自然と街の景観を楽しみながらのんびり歩くことができます。クルーズや白鳥の姿も楽しめ、リラックスしたひとときを過ごせるおすすめのコースです。

テムズ川のほとりで群れる白鳥

ウィンザー城とセットで観光しよう|世界遺産ストーンヘンジ

ウィンザー城は2~3時間程度で観光できるため、周辺観光スポットとセットで観光するのがおすすめ。

JTBオプショナルツアーでは、現存する世界最古の居城・ウィンザー城と、神秘的な巨石遺跡ストーンヘンジを1日で観光できる日帰りツアーが人気!
王室の伝統と古代の謎を体感できる充実のコースです。

日本語アシスタント付きなので、イギリス観光初心者の方はぜひチェックしてみてくださいね。

ストーンヘンジの詳しい魅力を知りたい方はこちらの記事をお読みください。

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ウィンザー城観光で英国王室の歴史を体感しよう

ウィンザー城は、イギリス王室の歴史と伝統を今に伝える特別な場所。

イギリス旅行の宿泊先として選ばれやすいロンドンから日帰りでも訪れやすく、王室の魅力に触れたい方は必ず訪れたい観光地です。

「ウィンザー城を思いっきり観光したいけれど、言葉に不安がある」という方はJTBツアーのご活用がおすすめです。ぜひこの機会に便利なツアーをご検討ください。

この記事を書いたレポーター

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