メキシコ南部、カンペチェ州の州都。1540年にスペイン人によって建設された、ユカタン半島最初の植民都市だ。メキシコとスペインを結ぶ貿易港として栄えたが、17世紀後半から18世紀初頭にかけて度重なる海賊の襲撃を受け、城壁で囲まれた要塞都市へと発展した。広さは約181haで、うち45haがサンカルロス要塞、ソレダー要塞などと名付けられた強固な要塞に囲まれたエリア。中心部には碁盤の目のような道路が配され、カテドラル(大聖堂)やインデペンデンシア公園、赤やピンク、黄色に彩られたカラフルな家並みといった、スペイン植民地時代の建築物を見ることができる。ライトアップもされた夜の風景もロマンティックだ。メキシコののんびりとした港町の風情や下町の情緒を満喫できるのも、大きな魅力といえよう。