16の湖と92の滝が点在する国立公園。ボスニア・ヘルツェゴビナとの国境近くに位置するプリトヴィッチェに位置し、石灰岩のカルストからなるエメラルドグリーン色の湖群が幻想的な景観を生み出している。16の湖は、山間からの水が標高636~503mまで、およそ8kmにわたって階段状に流れ込み、湖群の最下流にある湖からコラナ川へと至る。湖周辺の森林地帯には、ヒグマ、オオカミなどの希少種や、126種の鳥類が生息している。園内は広範囲であるが、徒歩以外にも電動バスや遊覧船などで移動できる。1979年に世界遺産に登録されたが、ユーゴ内戦によって景観の存続が危ぶまれたため、1992年には危機遺産リストに登録された。1997年に危機遺産リストからの登録が解除され、2000年には世界遺産の登録範囲が拡大された。