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タリン歴史地区(旧市街)(タリンレキシチクキュウシガイ)

  • タリン
  • 歴史的建造物

エストニアの首都タリンの歴史地区は、バルト海沿岸の貿易で栄えた中世北ヨーロッパの街の姿がそのまま伝えている。タリンの起源は、ドイツ十字軍の騎士によって城塞が築かれた13世紀に遡る。その後、ハンザ同盟の中心地として発展し、商人の館や公共の建物、とりわけ教会建築に財がつぎ込まれたため、何世紀もの間戦火や災害に見舞われたにもかかわらず、驚くほど保存状態がいい。15世紀の高い塔があるトームペア城は、かつて領主の館だったが今は国会議事堂として使われている。1246年に建てられたドミニカ修道院はタリン最古の建築物。1410年に建てられた大ギルド会館は今はエストニア歴史博物館となっている。

カーリ・クレーター(カーリ・クレーター)

  • サーレマー島
  • その他自然景観
クレ-タ-(カーリ・クレーター)

この地に隕石が落ちたのは7500~7600年前。原子爆弾に匹敵するほどのダメージをサーレマー島は受けた。その衝撃は、「太陽が落ちてくる」という伝承や、カルヤ教会の3本足の太陽の絵などに表れている。地上から高さ5~10kmの付近で隕石はいくつかに分かれ、そのうちの一番大きな塊が直径110メートル、深さ22メートルのクレーターを形成。他にも周辺に8箇所のちいさいクレーターがある。ビジターセンターは博物館で資料展示を行うほか、サイクリング、乗馬、ガイドツアー、エクスカーションなどのサービスも提供している。近隣にはゲストハウスや食堂もある。

ラヘマー国立公園(ラヘマーコクリツコウエン)

  • タリン
  • 国立公園

タリンからの日帰りツアーで最も人気の国立公園。ハイキングや自然観察愛好家にはもってこいのスポットだ。1万1000年前の氷河期から大自然が残る、地質学上でも非常に貴重な場所。約7万4800haもの公園の約7割を森や湖などが占め、石や砂の海岸、湿原、松林に川の侵食によりできた石灰岩の崖など見どころは多い。昔の貴族の荘園も大切に保存されている。ヴィル湿原はハイウェイからアクセスしやすく、コースも初心者にわかりやすい。ビジターセンターには2フロアにわたりたくさんの展示品がある。

ラクヴェレ城(ラクブェレジョウ)

  • タリン
外観(ラクヴェレ城)

中世の人々が最も恐れていた3つのこと、それは拷問、死、地獄だった。そんな様子が垣間見えるこの中世のテ-マパ-ク。この地に初めて要塞が建てられたのは13世紀。デンマーク、リヴォニア騎士団、スウェーデンとポーランドへと変わりゆく歴代の指導者達の城。そんな興味深い歴史や武器、監獄、拷問室など7つの展示と、中世の戦いや料理にもたっぷりと触れられる機会がここにある。タリンから東へ約100㎞とアクセスしやすいラクヴェレは旧市街の残る小さな町。お城のあるヴァリマギ丘は多目的公園として周辺の散策も同時に楽しめる。

タルトゥ・ラエコヤ広場(タルトゥラエコヤヒロバ)

  • タルトゥ
  • 歴史的建造物

市庁舎に面する、街の中心地。ここは18世紀には最も重要な市場があった場所で、現在の市庁舎はこれまでに3度の再建を経たもの。玉石が敷き詰められた広場は、エマユギ川に向かってゆるやかに傾斜し、噴水の中央には、抱き合ってキスする若者の像「学生たちのキス」が立つ。周辺には新古典主義様式で統一された建物が並び、調和のとれた空間が広がっている。毎日12時、18時、21時に響き渡る市庁舎の鐘の音も名物で、夏にはレストランやカフェのテラスが観光客でにぎわう人気のスポットだ。

タルトゥ大学植物園(タルトゥダイガクショクブツエン)

  • タルトゥ
  • 動植物園
庭園(タルトゥ大学植物園)

タルトゥの旧市街からさほど遠くない、エマユギ川沿いにあるこの植物園の創立は1803年。世界的に有名な植物学者のレーデブール教授をはじめとする歴代のディレクターにより設計されたもので、3万5000㎡の広大な敷地に、池、温室、バラ園などが点在する。随所に置かれた彫刻にも注目だ。世界のすべての気候帯より集められた植物のコレクションはなんと1万種以上。敷地面積700㎡の巨大な温室では、4つの気候帯の環境下で管理されているさまざまな植物を見ることもできる。

タルトゥおもちゃ博物館(タルトゥオモチャハクブツカン)

  • タルトゥ
  • 博物館・科学館・資料館・記念館
外観(タルトゥおもちゃ博物館)

愛らしい木造の家屋と石畳が印象的な博物館はト-メ丘近く旧市街の外れに位置する。世界中から集められたアンティークの人形やパペット、ブリキの乗り物玩具などは数えきれない程。中でも珍しい物は130年前の人形とエストニア映画用の人形。誰もが子供の頃遊んだおもちゃを見つけられる、ノスタルジックな空間。子供と楽しめるシアター、赤ちゃんにはベビーシアター、たくさんのおもちゃを使って遊べるプレイルームもあり、家族連れにはあっという間に時が過ぎてしまうだろう。時間に余裕をもっていくことをお勧めする。隣接するシアターでは季節により様々な子供向けの劇(別料金)が公演されている。

市議会薬局(ラエ薬局)(シギカイヤッキョク(ラエヤッキョク))

  • タリン
  • 歴史的建造物

1422年より市庁舎広場に店を構え、営業を続けている老舗薬局。1581年から1911年まで約330年間、10代に渡りバーチャート家が経営してきた。かの昔、ロシア皇帝がこの店で秘薬を注文していたとの記録もあるという。店の奥の部屋には17世紀から20世紀の薬剤・医療に関する骨董品が展示されているので、見学してみよう。

デンマーク王の庭とマイデンズタワー(デンマークオウノニワトマイデンズタワー(ミュージアム-カフェ))

  • タリン
  • 歴史的建造物

伝説によれば、1219年6月15日、タリンを攻撃中のデンマーク軍が敗走寸前となった。そのとき、この庭に天から旗が舞い降りてきて形勢が逆転し、デンマークが勝利を収めた。後にその旗をデンマーク国旗に定めたという。庭に立つ鉄の騎士が目印だ。そばにある城壁マイデンズタワーは「ネイツィトルン(乙女の塔)」とも呼ばれる。現在は博物館カフェとなっており、こじんまりとした居心地の良いスポット。旧市街の下町を眼下に城壁の上を歩くこともできる。

テリスキビ・クリエイティブ・シティー(テリスキビ・クリエイティブ・シティ)

  • タリン
  • 繁華街・町並み・散歩道・観光道路
外観(テリスキビ・クリエイティブ・シティー)

バルト鉄道の跡地の変貌ぶりには誰もが驚く、現在進行中のクリエイティブコミュニティのプラットフォーム。クリエイティブ産業に関連する10を超える建物の総面積は25,000 mを超え、いつもどこかしらでイベントが繰り広げられ若者のエネルギーを感じられるスポット。写真展、音楽週間、ストリートア-トツアー、エキシビション、コンサートに加え13の洒落たカフェやレストラン、28のエストニアン企業ブティックを取り囲み、古さの中に自由で創造的な空間が味わえる。旧市街すぐ横にあるタリン中央駅(バルティ・ヤ-ム駅)からほど近く、道中にあるマ-ケットやDepooも一緒に楽しめるだろう。

ふとっちょのマルガレータ(エストニア海洋博物館)(フトッチョノマルガレータ(エストニアカイヨウハクブツカン))

  • タリン
  • 歴史的建造物

沿岸大門にある巨大な砲塔は、1529年に建てられたもの。直径約25m、高さ約20m、壁の厚さは最大約5mと、どっしりした形はまさしく“ふとっちょ”。塔内は、現在エストニアの航海に関する海洋博物館となっている。新石器時代の漁具や骨董価値のある潜水装備、1950年代のトロール船の操舵室といった展示を通し、航海の歴史を視覚的に伝えているのが特徴だ。塔の上に登ればすばらしい眺望を堪能できる。

聖霊教会(セイレイキョウカイ)

  • タリン
  • 社寺・教会・宗教施設
外観(聖霊教会)

14世紀に建立され、今も往時の姿をとどめる唯一の教会。1535年、国内で始めてエストニア語による説教が行われ、その牧師ヨハン・コールが出版した書物がエストニア初の書籍と言われている。名称にあるように、この教会はもともと街の病人や老人を対象とした聖霊救貧院の一部として設立され、町の主要教会であり続けたという。外壁には、タリンで最も古い公共の時計が掲げられている。15世紀の内部祭壇、エストニア最古の説教壇といった木彫刻の数々は、ベルント・ノトケによる精巧な芸術品で一見の価値あり。

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(アレクサンドル・ネフスキーダイセイドウ)

  • タリン
  • 社寺・教会・宗教施設
外観(アレクサンドル・ネフスキー大聖堂)

19世紀末、ロシア皇帝アレクサンドル3世の命により建立されたロシア正教会。1242年の「氷上の戦い」でドイツ軍を破り、後に聖人とされたネフスキー公に捧げられた。建築は、16~17世紀のモスクワやヤロスラヴリの正教会をモデルにしたもので、内部のイコン(聖像画)や聖人のモザイク画などが見事。

クム美術館(クムビジュツカン)

  • タリン
  • 美術館・ギャラリー
入口(クム美術館)

2006年、フィンランドの建築家の設計により完成した国立美術館。7階建ての建物そのものがアートのようだ。常設展は3階から始まり、18世紀から19世紀のバルトドイツの絵画遺産と20世紀前半のエストニア美術が展示されている。4階には、興味深いエストニア・ソビエト時代の美術品が展示。5階は、常に新しい展覧会が開催される現代美術館で占められている。若いア-ティスの育成や絵画だけに終わらない豊富なワ-クショップが常に開催されている。館内には 劇場やカフェ、ショップ、教育施設などもあり、ゆったりと過ごすことができる。

カドリオルグ宮殿 (カドリオルグ美術館)(カドリオルグキュウデン-カドリオルグビジュツカン)

  • タリン
  • 宮殿
外観(カドリオルグ宮殿 (カドリオルグ美術館))

カドリオルグ公園内に立つ豪華な宮殿は、1718年、ロシアのピョートル大帝が妃のエカテリーナ1世のために築いたもの。カドリオルグという名は、エストニア語で「カドリ=エカテリーナ」の谷という意味。現在はエストニア国立美術館の別館となっており、海外の作品のコレクションを展示している。宮殿内部の見事な壁画や漆喰の装飾品、天井画が美しい「舞踏の間」も必見だ。

カドリオルグ公園(カドリオルグコウエン)

  • タリン
  • 公園

カドリオルグ公園は、ロシアのピョートル大帝が北方戦争でスウェーデンから獲得したエストニアに、夏の離宮として建設したもの。手入れの行き届いた広大な園内には、豪華なカドリオルグ宮殿をはじめ、白鳥の池、薔薇園、クム国立美術館、ピョートル大帝の別荘などが点在する。宮殿の後ろには大統領官邸があり、衛兵の儀式が観られることも。

聖ニコラス教会(二グリステ博物館)(セントニコラスキョウカイ(ニグリステハクブツカン))

  • タリン
  • 博物館・科学館・資料館・記念館
外観(聖ニコラス教会(二グリステ博物館))

1230年代に、ドイツ系商人が教会兼倉庫として建立し、船乗りと商人の守護聖人ニコラスに捧げたもの。後に支配層に対抗して山の手を見下ろす塔が建設され、戦時中は要塞としての役割も果たしてきた。幾度の戦火の中を生き残ってきたが、20世紀に入って不運にも第二次世界大戦で破壊されてしまう。1980年代の修復以降は、宗教芸術のみを対象とする博物館となった。最も有名な展示物は、皇帝や教皇の横で死神が踊る、死の恐怖を描いたベルント・ノトケ作『死の踊り』。これは絶対見逃せない。週末にはオルガンの演奏や聖歌隊の歌声を聞くこと

パトクリ展望台&コフトウッツァ展望台(パトクリテンボウダイ アンド コフトウッツァテンボウダイ)

  • タリン
  • タワー・展望施設
展望台からの眺め(パトクリ展望台&コフトウッツァ展望台)

トーンペア最北端の断崖の上に、ステンボックハウス(首相官邸)と並んでパットクリ展望台がある。テラスに上がれば眼下にとんがり屋根の塔が並び、ひときわ高くそびえる聖オレフ教会越しに青いバルト海が広がっている。ここから約100m南東のコフトウッツァ展望台からは、14~15世紀に建築された赤い切り妻屋根がひしめく下町を一望できる。その背景には近代的なビル群が林立する風景が広がり、新旧の町並みのコントラストがおもしろい。

ヴィル門(ブィルモン)

  • タリン
  • 歴史的建造物

14世紀に、ひときわ大きな門として建造されたもので、中心部へ延びる目抜き通りの入口を固めている。現在はヴィル通りの入口の左右にふたつの塔が残され、蔦の絡まる美しい門は旧市街の象徴となっている。門の前には生花店やビアホールが並び、ヴィル通りへ至る道には多くの人が行き交う。一歩門をくぐれば中世の世界に突入したような光景に驚くだろう。最も賑やかなヴィル通りを抜けると町の中心、ラエコヤ広場にたどり着く。ここタリンの旧市街は1997年にユネスコ世界文化遺産に登録されている。

クレッサーレ城(サーレマー島博物館)(クレッサーレジョウ(サーレマートウハクブツカン))

  • サーレマー島
外観(クレッサーレ城(サーレマー島博物館))

堅牢な塔がそびえる14世紀建立の城。ドイツ騎士団が司教のために建てた木造の建物から始まり、それはリヴォニア戦争まで最も重要な司教の城の役目を果たしてきた。ゴシック様式のシンプルな印象を持つ城の中央には修道院の部分を持ち、長年に渡って要塞の防御能力の強化、増築が重ねられてきた。北の角にある三角屋根の防御塔は高さ37m、門の上に掲げられた鷲の紋章は、城の守護聖人ヨハネを象徴している。7階建ての城内は博物館となっており、島の自然史、城の防御などに関する常設・企画展を設けている。司教部屋や仕掛け部屋、中世の暖房システムなど複雑で興味深い内部の作りとは逆に外観は上品で壮観な姿が印象に残るのは間違いない。

塔の広場(トウノヒロバ)

  • タリン
  • 歴史的建造物

旧市街の西側に位置する広場で、保存状態のよい城壁と、ヌンナ、サウナ、クルジャラなどの塔が間近に見られる。長く繋がった城壁といくつかの塔があり、まるでおとぎ話の世界、眺めがよく、最高の撮影スポットだ。現在、1.9kmに及ぶ城壁と20の防衛塔は、16世紀当時は全長2.4km、46もの塔があったという。芝生の美しい公園はイベント会場としても使われており、毎年夏に行われるタリン国際フラワーフェスティバルでも有名だ。

タリン旧市庁舎とラエコヤ広場(タリンキュウシチョウシャトキュウシチョウシャヒロバ(ラエコヤヒロバ))

  • タリン
  • その他建物・史跡
外観(タリン旧市庁舎とラエコヤ広場)

1322年に記録に登場し、1404年に現在の姿に修復されて以来、600年以上経つ歴史的な建築物。八角形のゴシック様式で、尖塔には「トーマスじいさん」の名で親しまれる伝説の監視兵の風見が立つ。この建物は現在、コンサートや迎賓館として使われている。装飾が美しい「市民の間」、ユニークな木彫りが残る市議会ホールは夏季のみの公開だが、一見の価値あり。塔から旧市街の眺めも抜群だ。目の前のラエコヤ広場では、中央に羅針図が描かれた丸い石があり、ここから旧市街の5つの尖塔が見渡せる。またこの広場は、1441年に世界で初めてクリスマスツリーが置かれたということでも知られている。

カタリーナ通り(カタリーナドオリ)

  • タリン
  • 繁華街・町並み・散歩道・観光道路

中世の面影を残すカタリーナ通りは、ヴェネ通りと城壁沿いのムーリヴァへ通りをつなぎ、石造りの壁と石畳が続く。通路上のアーチ形の柱は、かつて建物の補強のために入れられたもの。通りの北側にはドミニコ修道院、南側にはカタリーナ・ギルドと呼ばれる女性職人が中心の工房兼ショップが並ぶ、ショッピングにおすすめのエリアだ。職人が伝統的手法で生み出すガラス細工、陶磁器、帽子、皮製品、ジュエリーなど、製造の現場を見学することもできる。

トーンペア城(トーンペアジョウ)

  • タリン
外観(トーンペア城)

海抜50mの崖の上に立つ城は、11世紀に古代エストニアに発祥。1227~29年にドイツ帯剣騎士団が石造りの要塞を建設して以来、エストニアを支配した国々はこの城を基地としていた。南西の塔「のっぽのヘルマン(ドイツ語で支配者の意)」は高さ45.6m、1500年に完成したもので、歴代の支配者の旗が掲げられてきた。いまでも国旗はエストニア国歌が流れるなか、塔の上に日の出とともに揚げられ、日の入りとともに収められている。現在国会議事堂となっているピンク色の建物は、18世紀後半、ロシアのエカテリーナ2世の命で造られた旧知事官邸で、宮殿を思わせる優美な姿をしている。城と議事堂内はガイドツアーでのみ見学可能。

タルトゥ大学博物館(大聖堂)(タルトゥダイガクハクブツカン(ダイセイドウ))

  • タルトゥ
  • 歴史的建造物
大聖堂外観(タルトゥ大学博物館(大聖堂))

レンガ作りでゴシック様式の吸い寄せられるような美しさを持つ大聖堂はオールドリヴォニアで最大の物。何世紀もの間、大聖堂はタルトゥ主教区の権力の象徴であり続けたがリヴォニア戦争の間に、教会はロシア軍によって破壊、その後火災により荒廃してしまう。そんな魅力的な歴史と17世紀から現在までの科学と大学の学術遺産についても触れることができる博物館。クレイジーサイエンティストのコ-ナ-では子供から大人までが遊びや実験を通して学べる。せっかくならカテドラルの展望台に登って、そこからタルトゥの街の美しい街並みを満喫してみよう。

タルトゥ大学旧天文台とシュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群(タルトゥダイガクキュウテンモンダイトシュトゥルーベェノサンカクテンアーチカンソクテングン)

  • タルトゥ
  • 博物館・科学館・資料館・記念館
外観(タルトゥ大学旧天文台とシュトゥルーヴェの三角点アーチ観測地点群)

ノルウェーのハンメルフェスト岬から黒海沿岸モルドバのスタラ・ネクラシウカまでの直線距離の計測に成功したロシアの天文学者フリードリッヒ・シュトゥルーヴェ。1816年、彼はロシア帝国時代にこの天文台の館長・学者として、40年の月日をかけ世界の仲間たちと大きな功績を残した。それは地球の正確な形状と大きさを割り出すことだった。タルトゥ天文台はロシア帝国時代最も重要な科学の中心地となり、その後2005年にはここを含む34か所10か国にまたがる地が世界遺産となた。旧天文台は1996年にタルトゥ大学に返還、2011年には博物館と生まれ代わりプラネタリウムの他、学生向けにエデュケ-ションプログラムも充実している。

エストニア海洋博物館(水上飛行場)(エストニアカイヨウハクブツカン)

  • タリン
  • 博物館・科学館・資料館・記念館
外観(エストニア海洋博物館(水上飛行場))

巨大な特徴的な建物は1917年に建設された水上飛行機格納庫を利用した航海及び軍事に関する博物館。館内中央には重量600トンの潜水艦が展示されており、中を自由に歩き回れるのが人気の秘密。200を越える大型展示品が並び、タリン上空の飛行・タリン湾の航海・潜水艦で行く世界旅行のシュミレーションが楽しめる。屋外のエリアにはヨーロッパ最大の蒸気砕氷船「ビッグ・トゥル」を含む歴史的船舶が碇泊しており、見学も可能。旧市街より木造の家が建ち並ぶカラマヤ地区を散策しながら訪れてみよう。併設する素敵なカフェ「MARU」は船の屋号ではなく”嵐”と言う意味だそう。日本語オ-ディオガイドあり。

エストニア国立博物館(エストニアコクリツハクブツカン)

  • タルトゥ
  • 博物館・科学館・資料館・記念館
外観(エストニア国立博物館)

壮大かつ斬新な建物は2006年、コンクール優勝から約10年の年月をかけて建てられた国立博物館。これを手掛けたのは日本人建築デザイナーの田根剛氏。第二次大戦時、旧ソ連軍の滑走路だった場所に過去と未来を繋ぐ民族の歴史を伝える願いを込めた。全長355m、幅72m、延床面積34,000平方メートルの巨大な建物内部には1909年創立からの生きたコレクションを展示。静かに待ち続けたエストニアの人々の強い想いがようやく現実となってこの場所に現れた。 11のテ-マに別れた常設展にはフィンランド・ウグリック民族の伝統的な日常文化にも触れている他、様々なテーマを取り上げた企画展も興味深い。レストランや土産店も館内完備。

アングラ風車園(アングラフウシャエン)

  • サーレマー島
  • その他建物・史跡
外観(アングラ風車園)

約100年前から、風向きにより方向転換可能な4つの風車が、アングラ村の特徴になっていた。2008~2010年かけて4つの風車が改築され、ひとつは今でも風力のみで小麦を挽いており、ひとつは内部でこの村の歴史などについての展示を行っている。2011年6月にオープンした文化遺産センター(The Heritage Culture Centre)では、風力で挽いた極上の小麦粉からパンを作るなどのワークショップや、イベントを開催しているので時間が合えば参加してみよう。アングラで作られた黒パン(ライ麦パン)も是非お試しあれ。

エストニア野外博物館(エストニアヤガイハクブツカン)

  • タリン
  • 博物館・科学館・資料館・記念館
伝統舞踊(エストニア野外博物館)

コピ湾に面するロッカ・アル・マーレ地区に1957年に開館。18世紀から1930年代の農村の生活を再現する野外博物館だ。国土を西、北、南、島々の4つのエリアに分け、地域の特徴がわかるよう工夫されている。面積は72.22万㎡と広大で、74もの展示建築物がある。風車の向こうに海が広がり、民族衣装を纏った人々や馬車が行き交う風景は、どの世代でも楽しめ、リラックスできる。レストランで伝統料理も味わってみよう。

タルトゥ(タルトゥ)

  • タルトゥ
  • 繁華街・町並み・散歩道・観光道路

古代より人が集まり、交易で栄え、11世紀にはすでに要塞が建てられていた。十字軍侵攻後、ドイツ人の支配下で街はドルバットとドイツ風の名前で呼ばれるようになり、13世紀末にはハンザ同盟に加盟している。1629年のアルトマルクの講和後、街はスウェーデンの支配下に入った。スウェーデン国王グスタフ2世が1632年にエストニア初の大学を設立。以来、学園都市として知られるようになる。現在も、中世の建物が多く残る街中にはタルトゥ大学などがあり、学生の街としてにぎわっている。

エストニアの都市一覧

最近みた観光スポット