アルゼンチンの北西端、アンデス山脈上にある全長155kmほどの渓谷。グランデ川の浸食作用によって造り出された南北に広がる壮大な渓谷で、高地の寒冷ツンドラ地帯から、蒸し暑い気候のフライ渓谷までを擁している。山肌にはさまざまな色彩の鉱物を含む地層が露出し、独特の景観を生み出していることから、南米のグランドキャニオンとも呼ばれることも。この渓谷からはさまざまな遺跡も発見されている。先史時代の狩猟採集民の集落や、15~16世紀のインカ帝国のプカラと呼ばれる要塞集落など、植民地時代とそれ以前の時代の集落が見つかって