16世紀初頭の大航海時代、ポルトガル人はこの地に砦を築き、分厚い壁が取り囲む城塞都市マサガンを建設した。貯水槽や聖母被昇天聖堂などはマヌエル様式、城塞にはルネサンス初期の様式が見られる。1769年にアラウィー朝の軍によって町は陥落。やがて町は1832年に現在の「アル・ジャディーダ」に改称された。19世紀後半にはユダヤ人が流入。20世紀初頭にはフランス保護下となり、モロッコ独立後は再びイスラム国家の支配下となる。こうして、マサガンはさまざまな文化が流入した。2004年、その旧市街が世界文化遺産に登録された。