青森・石巻・函館・ウラジオストククルーズ乗船記 Vol.3

青森・石巻・函館・ウラジオストククルーズ乗船記 Vol.3

風花舞 ダイヤモンド・プリンセスの旅
2019年10月31日
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国内旅行
旅行記

こんにちは。女優の風花 舞です。
第3回目は、クルーズの船内での様子についてご紹介したいと思います。

とにかく、クルーズ客船の中では、毎日たくさんのイベントやアクティビティがあちこちで行われています。

プリンセスシアターでの風花さん

プリンセス・シアター(劇場)でのショー、バーやラウンジでの演奏会、ダンス教室、ゲーム大会、クイズ大会、カラオケ大会、アートオークション、カジノ、映画上映、ダンスパーティー、その他まだまだたくさん...
あまりにいろいろな種類のイベントがあったので、すべて網羅することは残念ながらできませんでしたが、いくつか参加したものをご紹介しますと...

ウェルカムグラスタワー・パーティー

まず、キャプテン主催ウェルカム・パーティー。
フォーマルナイトという、ドレスコードがフォーマルで、ドレスアップして楽しむ夜が乗船期間中2回あったのですが、その1回目は乗船2日目の夜でした。船の5F、6F、7Fと吹き抜けになっているアトリウムに、グラスタワーが登場し、船長のスピーチがあって、乗船して最初の華やかな時間でした。

フォーマルナイトの夜は、船内数か所でカメラマンさんたちが写真を撮ってくれます。後日フォトギャラリーに展示され、その中からほしい写真を購入することができます。フォーマルナイトはドレスアップしていますし、場所ごとに背景スクリーンが違っていて、雰囲気の違う写真があちこちで撮れるので、いい記念になりました。

甲板上の風花さん

フォーマルナイトの夜、1回目の時はドレスに合うヘアスタイルを作ってもらいに、ヘアサロンに行ってみました。 日本人の美容師さんだったので、船についていろいろお聞きしたり、楽しくお話しさせていただきました。

美容師さんはじめ、ダイニングでのスタッフの方々、客室係の方、その他船内で働いていらっしゃる方々とのコミュニケーションや、乗船客の方との交流も、イベント同様、とても楽しい時間でした。

よさこい教室

それから、ダンスにもいくつか参加しました。
よさこい教室、パートナーがいなくても踊れるダンス教室(社交ダンス教室もあります)、ディスコダンス教室での練習を経て、70'sダンスミュージックで踊るディスコパーティー。どれも老若男女問わず、たくさんの方が参加されていました。

鳴子をもつ風花さん

それから劇場でソング&ダンスショーや、北海道伝統芸能・江差追分を見たり、クイズ大会の会場をのぞいてみたり、ラウンジでの歌手の方のライブ、ピアノ演奏などを聴いたり。

イベントに忙しく参加した日があったかと思えば、プールサイドのデッキチェアに座って本を読んだり、朝ご飯のあと客室に戻り、そのまま横になって映画を見ながら、お昼過ぎまでまた寝てしまったりなんていう、普段なかなかできないのんびりした時間の過ごし方も。客室や船内の目立つところには時計がないので、時間を忘れて過ごす贅沢も味わうことができました。

船内の施設も充実していて、劇場、屋外大型液晶スクリーン、レストラン、バー、フィットネス・センター、エアロビクス・スタジオ、スパ、ネイルサロン、エステ、鍼、ショップ、ブティック、図書館、インターネット・カフェ、アート・ギャラリー、フォトギャラリー、プラチナ・スタジオ(フォトスタジオ)、お子様向けの施設(ユース&ティーンセンター)、スポーツコート、卓球台、パターゴルフ、プール・ジャグジー、医務室etc...
船の中とは思えないクオリティの高い設備の数々でした。

泉の湯

泉の湯という、有料・予約制の展望浴場にも行ってみました。屋内の湯船からも屋外のスパプール(水着着用)からも海が見えて、なんとも贅沢なお風呂でした。

ランドリー(有料)も一度使ってみました。外国製の洗濯機、乾燥機ですが、使い方は日本語でも書かれています。 洗剤や柔軟剤も買えます(外国製)。アイロン、アイロン台もあり、こちらは無料で使えて、トランクに詰めてきた洋服のしわを伸ばすのにありがたかったです。

ブッフェ式レストラン

そしてクルーズの一番の楽しみといえば、やはりお食事。朝食、昼食はほとんどデッキ14のブッフェ式レストランのホライゾンコートでいただいていました。洋食が中心ですが、白米やお味噌汁、きしめん、ラーメンなどもありました。

デザート

フルーツ、デザートも豊富で、ブッフェ形式ですから好きなだけ食べていいので...乗船中、確実に体重が増えました(笑)。ちなみに、このホライゾンコートの食べ物やドリンクステーションの飲み物は部屋に持ち帰ることもできます。

お昼からはプールそばのトライデント・グリル(ハンバーガーなど)、ピッツェリア(ピザ)、スワールズアイスクリームバーもオープンし、こちらも食べ放題。お昼が過ぎるとアフタヌーン・ティーもあり(食べ放題)、スコーン、サンドウィッチ、ケーキとコーヒー・紅茶もいただけます。

そしてディナーは、お部屋ごとにメイン・ダイニングが決まっています。
メニューはどのダイニングも同じで、お食事代は乗船代金に含まれているので無料(一部有料メニューもあり)、そこで前菜、メイン、デザートとそれぞれ数種類ずつある中から、こちらも好きなだけ食べられます。たとえば、ある日のメニューの前菜に、スープが2種類あって、どうしてもどちらも飲んでみたかった私は両方頼み、その他にも前菜をもう一品頼んでから、メインをいただいたり(明らかに食べすぎです...)。

メイン・ダイニングのほかに、サバティーニ(イタリアン)、海寿司(お寿司)、スターリング・ステーキハウス(ステーキ)の有料レストランもあり、サバティーニと海寿司に行ってみました。ステーキハウスの予約は残念ながら取れず。 有料レストランは早めに予約したほうがいいとのことでした。

船内ではお酒は有料なのですが、素敵なバーやラウンジがあちこちにあるので、ついついお酒も進んでしまいます。プールそばのバーで、ムービーズ・アンダー・ザ・スターズの大型液晶スクリーンで映画を見ながらお酒をいただくのも、太陽の下なら「お昼間からお酒を飲んでいいなんて!」、星空の下なら「なんてロマンティック!」と、どちらにしてもとても素敵なシチュエーションで楽しいですし、クラブ・フュージョン、ホイールハウス・バー、スカイウォーカーズ・ナイトクラブなど、素敵なバーでいただきながらダンスパーティーに参加するのもいいですし、音楽演奏や歌手の方の歌を聴きながらお酒と共に過ごす時間も楽しいものでした。

お部屋に関しては、個人的に私が一番心配していたのはドライヤーと室内の乾燥具合です。髪が長いので、家では風力の強いドライヤーで乾かしているのですが、船内へのドライヤーの持ち込みは禁止なのです。アンサーブックに載っていた、壁に備え付けられたドライヤーの写真を見た限りでは「風力弱そうだなぁ...髪の毛乾かすの時間かかるなぁ...」と思っていたのですが、私が想像していたより強い風で、思ったより早く乾かすことができて良かったです。

空調は、劇場やレストランなど公共の場所はかなりクーラーが効いていて、場所によっては寒いくらいなので、私は部屋を出るときは羽織り物持参は必須だったのですが、自分の部屋の中は温度調節をすれば適温になり、過ごしやすかったです。空調のせいもあってか部屋はやはり乾燥していましたが、手洗いした洗濯物など干しておくと早く乾いて、加湿効果もあり、一石二鳥でした。

お部屋の中で便利だったのは、ベッドの横にあるベッドサイドランプに、USBポートがあったこと。ベッドサイドでスマートフォンの充電ができるのは助かりました。

航海中は有料Wi-Fiに接続すればスマートフォンやパソコンを使うこともできますが、日本の寄港地につけば電波が入るので、今回はあえて有料Wi-Fiは使わず、電波が繋がらないときはスマートフォンのない生活をしてみました。

今のご時世、スマートフォンが使えないと何もできないんじゃないかと、少し不安になったりしたのも束の間、それはそれで、日頃の情報過多な状況から解放され、目の前で実際に繰り広げられている出来事や、人とのコミュニケーション、リアルタイムで見聞きすることに集中できて、とても有意義な時間でしたし、楽しい時間を過ごすことができました。

最後は、クルーズ寄港地についてご紹介します。

(Vol.4へつづく)

〈Profile〉
風花 舞(カザハナ マイ)

元宝塚歌劇団 月組トップ娘役。ブロードウェイミュージカル「CAN-CAN」「WEST SIDE STORY」ほか多数出演。娘役としては異例の単独主演ダンスリサイタル「LAST STEPS -月明かりのワルキューレ-」を大成功させる。宝塚退団後は女優・ダンサーとして、ミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」「リトルショップ・オブ・ホラーズ」「big」「回転木馬」「QUICK DRAW」ほか、ストレートプレイ、ダンスショー、ドラマ、CM、レポーター&ナレーターなど幅広く活動中。

文・写真=風花 舞
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