水銀の遺産 アルマデンとイドリア(Heritage of Mercury. Almaden and Idrija)の魅力・地図・行き方

2012年に世界遺産に登録されたスペインのアルマデンは、古代から水銀の産地として知られていた場所。同時に登録されたスロヴェニアのイドリアでは、1490年に水銀が初めて発見され、どちらも、近年まで世界最大の水銀の鉱山として栄えてきた。水銀は銀の製錬に欠かせないものだったため、両鉱山では、水銀関連の技術が発達し、その利用を通じて社会的なシステムを造り上げ、ヨーロッパとアメリカ大陸間の交易の中心となっていった。水銀による銀の製錬技術が、南米での銀の採掘を後押し、スペイン帝国の経済的な基盤を強化とする力となっていたのだ。アルマデンでは、監督官の邸宅やサンミゲル礼拝堂などがある旧市街、鉱山の堅坑、地上部にあるレタマール城や強制労働刑務所などが世界遺産として登録されている。

都市 シウダッドレアル
カテゴリー 観光地 > 工場・施設見学

基本情報

住所 Parque Minero de Almaden Calle Cerco San Teodoro, s/n 13400 Almaden Ciudad Real,
TEL/FAX (926)265002 /
アクセス シウダッドレアルから車で1時間30分
営業時間 アルマデン水銀公園10~14時、16時30分〜19時30分(11~4月の午後は15時30分~18時30分)
ガイドツアーで回る。回数は人の集まり具合だが、少なくとも午前と午後の1回ずつは催行する
定休日 月曜
公式サイト https://parqueminerodealmaden.es/
最終更新日時 2025年02月12日

観光情報

所要時間目安 2時間程度
入場料 有料
大人:18ユーロ(アルマデン水銀公園)、 シニア:14ユーロ、

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