コア渓谷(ポルトガル)とシエガ・ヴェルデ(スペイン)の先史時代のロックアート遺跡群 (Prehistoric Rock Art Sites in the Coa Valley and Siega Verde)
ポルトガルのコア渓谷とスペイン西部のシエガ・ヴェルデの先史時代のロックアート(岩壁画)は、ドウロ川の支流であるコア川とアケダ川のほとりにある。旧石器時代前期以降(紀元前2万2千~1万年ころ)に描かれた岩壁画は、アルタミラ洞窟の壁画とほぼ同時期のものとみられている。数千年間にわたって描かれた数百におよぶ壁画のなかに、数千もの動物(コア渓谷に5000、シエガ・ヴェルデに440ほど)が描写されており、イベリア半島にある石器時代の野外の絵画としては最大級のものとして知られている。絵を描く際には、洞窟の中でも野外でも、同じ主題や技法が用いられており、当時の芸術表現を研究するのに大変役立つものとなっている。世界遺産への登録は1998年のこと。
| 都市名 | サラマンカ(スペイン) |
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| カテゴリー | 観光地 > 遺跡・史跡・旧跡・城址 |
基本情報
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住所
37497 Villar de la Yegua, Salamanca




