タラゴーナの遺跡群(Archaeological Ensemble of Tarraco)の魅力・地図・行き方
タラゴーナは、スペイン北東部カタルーニャ州の地中海に面した町。紀元前218年、ローマ帝国の地方総督スキピオ・アフリカヌスが攻略し要塞化、イベリア半島で最初の植民地とした。アウグストゥス帝の治世下では、属州の州都となった。ローマの権力を誇示するため、ローマ式の公共建築が建てられ、アウグストゥス帝やハドリアヌス帝をはじめ、ローマの皇帝が幾人も訪れたという。町の防御壁は、イベリア半島でのローマ時代初期の軍事技術を示すものであり、同時に町の最も重要なシンボルといえるもの。8世紀初めにウマイヤ朝に征服され、町が破壊されたが、12世紀に再びキリスト教徒が奪回している。現在、町にはローマ時代の円形劇場や水道橋、凱旋門などの遺跡が残されている。世界遺産への登録は2000年のこと。
| 都市 | タラゴナ |
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| カテゴリー | 観光地 > 遺跡・史跡・旧跡・城址 |
基本情報
| 住所 | Anfiteatro de Tarragona Parc de l'anfiteatre, S/N 43003 Tarragona |
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| アクセス | バルセロナからダラゴナへは鉄道で1時間。駅から遺跡までは約1km |
| 公式サイト | http://www.tarragonaturisme.cat/en/world-heritage |
| 最終更新日時 | 2025年02月12日 |
観光情報
| 所要時間目安 | 2時間以上 |
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