ルーゴのローマ城壁群(Muralla romana de Lugo)の魅力・地図・行き方
ルーゴは、スペイン北西部のガリシア州ルーゴ県の県都。紀元前15~13年、アウグストゥス帝が遠征で野営した場所に町が建設され、ルクス・アウグスティと名付けられる。当時はローマ支配下の平和な時代で、町には公共施設や豪華な建物が広範囲に及んでいた。だが、ローマ帝国の衰退した3世紀の後半には、周辺からの侵略を防ぐため町の中心部を囲んで城壁が建設される。壁は外側を石で固め、内部には土と石と壊した建物のがれきを詰めて築いたものだ。一周約2.1lkmの城壁の上は通路となっており、46におよぶ半円形の塔が今も残る。しかし、714年にはムーア人の手に落ち、755年にアストリアスのアルフォンソ1世が奪還。10世紀の後半にはノルマン人の侵略を受けるなど、町は苦難の道を歩んだ。今なお残る、ローマ時代後期の優れた城壁建築が世界遺産に登録されたのは2000年のこと。
| 都市 | ルーゴ |
|---|---|
| カテゴリー | 観光地 > 城 |
基本情報
| アクセス | RENFEルーゴ(Lugo)駅から徒歩3分 |
|---|---|
| 営業時間 | 24時間 |
| 公式サイト | https://concellodelugo.gal/ |
| 最終更新日時 | 2025年02月12日 |
観光情報
| 所要時間目安 | 2時間程度 |
|---|---|
| 入場料 |
無料 |
