アルタミラ洞窟と北スペインの旧石器時代の洞窟画(Cueva de Altamira y arte rupestre paleolitico del norte de Espana)の魅力・地図・行き方

スペイン北部サンティリーニャ デル マルの町の郊外にあるアルタミラ洞窟は1985年に世界遺産に登録され、後に、17カ所の洞窟が追加された。これらの洞窟には、3万5千年~1万1千年前の旧石器時代に、ヨーロッパの洞窟壁画が絶頂期を迎えたことを示す、貴重な壁画が残されている。洞窟の奥深くに描かれていたため気候変動の影響も受けず、保存状態がよいのが特徴だ。スペイン北部に最初に人類が辿りついたのは、3万5千年前のこと。最初の壁画が描かれたのもこの頃とされる。約1万8千年前に氷河期が始まり、1万7千~1万3千年前には主要な壁画が描かれ、主題や技法などがバラエティに富むものになった。その後気候が温暖になるにつれ、洞窟壁画も衰退を始める。現在、オリジナルの洞窟壁画は劣化を防ぐため非公開となっており、アルタミラ洞窟の場合は、隣接する博物館に精密な複製が展示されている。

都市 サンティリャーナデルマール
カテゴリー 観光地 > 鍾乳洞・洞窟

基本情報

住所 Marcelino Sanz de Sautuola, S/N 39330 Santillana del Ma
TEL/FAX (9420818005 /
アクセス サンティリャーナデルマールからアルタミラへは、車で5分
営業時間 洞窟の公開は制限されている。アルタミラ博物館は9時30分〜18時(11〜4月 〜18時、日・祝日 〜15時)
定休日 11〜4月の日曜
公式サイト https://www.mecd.gob.es/mnaltamira/
最終更新日時 2025年02月12日

観光情報

所要時間目安 1時間程度
入場料 有料
大人:3ユーロ(博物館)、

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