アービラの旧市街と塁壁の外の教会群(Casco antiguo de Avila e iglesias extramuros)の魅力・地図・行き方

アービラはローマ帝国時代に植民地として誕生した町。8世紀からイスラム教徒の支配下に入るが、11世紀、カスティーリャ・レオン王であるアルフォンソ6世が奪還し、以後、イスラム教徒からスペインの領土を守るために再建された。「聖者と石の町」と呼ばれ、旧市街は高さが平均12m、長さ約2.5kmにおよぶ分厚い城壁に囲まれている。修道院改革に尽力した聖テレサの生誕地であり、宗教裁判所長トルケマダが葬られた場所でもある。中世の厳格な雰囲気を今に伝えており、ゴシック建築の大聖堂や、82の半円形の塔や9つの門をもつ要塞施設は、スペインで最も完全な形を保っている例といえる。城壁内には聖テレサ修道院があるほか、城壁外にはサンホセ修道院、エンカルナシオン修道院などがあり、カトリック信仰の拠点の一つとしても知られている。1985年に世界遺産に登録された。

都市 アビラ
カテゴリー 観光地 > 歴史的建造物

基本情報

アクセス マドリードから鉄道で1時間30分〜2時間
公式サイト http://www.avilaturismo.com
最終更新日時 2025年02月12日

観光情報

所要時間目安 2時間以上

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