サンタ・マリア・デ・グアダルーペ王立修道院(Real Monasterio de Santa Maria de Guadalupe)の魅力・地図・行き方

13世紀の終わり、一人の羊飼いがグアダルーペ川の近くで聖母像をみつけ、礼拝堂を建てたのが起源。礼拝堂は数年後に教会となった。1340年、アルフォンソ11世が聖母に戦勝を祈願した後、サラドの戦いでイスラム教徒に勝利をおさめている。戦勝に感謝した王はこの教会を王室の神域とし、堂々とした修道院を建立している。修道院はヒエロニムス修道士たちにゆだねられ、以後400年以上にわたりスペインでも最も重要な修道院となった。中でも1492年のレコンキスタとコロンブスのアメリカ到達のシンボルともなり、聖母像は新世界でのキリスト教信仰の象徴的な存在となった。修道院には、ジュアン・デ・セビーリャなど有名な画家たちも惹きつけられ、多くの絵画を残している。院内のおもな見どころは、ムデハル式の回廊や聖母像が祭られている教会、聖具室など。世界遺産に登録されたのは1993年。

都市 グアダルーペ
カテゴリー 観光地 > 社寺・教会・宗教施設

基本情報

住所 10140 Guadalupe Caceres
TEL/FAX (927)367000 / (927)154201
アクセス マドリードからバスで4時間
駐車場 有(有料)
営業時間 9時30分~13時、15時30分~18時30分
定休日 なし
公式サイト http://monasterioguadalupe.com/
最終更新日時 2025年02月12日

観光情報

所要時間目安 90分程度
入場料 有料
大人:5ユーロ、 子供:2.50ユーロ、 子ども7〜13歳。中はガイドツアーで回るが、たいていの場所は撮影禁止

過去に見た施設