中世市場都市プロヴァン(Provins, Town of Medieval Fairs)の魅力・地図・行き方
かつてのシャンパーニュ伯爵領の首都プロヴァンは、中世にシャンパーニュの大市が開催されていたことで知られる。この中世の時代に街は大きく発展した。現在もその面影がそこかしこに残っている。街のシンボルともいえる城塞は、1200mの距離に22の塔が幾何学的に配置されており、独特の景観を生み出している。中心的な塔は1226~1314年にかけて造られた。塔のなかでもっとも有名なのはセザールの塔。敷石の上に建ち、四角い土台の上に多角柱のドンジョンが載ったものだ。地下には中世の地下道が張り巡らされており、ウンベルト・エーコの小説『フーコーの振り子』の舞台にもなった。十分の一税用の倉庫は、大市の際の在庫の収納所だ。また、プロヴァンは古くからバラを使った製菓業の盛んなところで、現在もバラのジャムなどは街の名産である。2001年世界文化遺産に登録。
| 都市 | プロヴァン |
|---|---|
| カテゴリー | 観光地 > 歴史的建造物 |
基本情報
| 住所 | Tour Cesar Rue de la Pie, 77160 Provins |
|---|---|
| TEL/FAX | (01)64602626 / |
| 公式サイト | https://provins.net/decouvrir-visiter/la-cite-medievale-de-provins/provins-unesco/ |
| 最終更新日時 | 2025年02月12日 |
