ヴェズレーの教会と丘(Vezelay, Church and Hill)の魅力・地図・行き方

ブルゴーニュ地方ヴェズレーにあるサント・マドレーヌ教会と教会が建つ丘は、1979年に世界文化遺産に登録された。サント・マドレーヌ教会の始まりは、860年にマグダラのマリア(聖女マドレーヌ)を祭るために創建された修道院である。875年にはベネディクト会の修道士がヴェズレーの丘に新たに修道院を建設。現在の建物は12世紀初頭に再建されたもので、東西の長さ約120m、身廊は長さ64m、幅12m、高さ18mと、大幅に規模が拡張された。マグダラのマリアの聖遺体を所蔵しているという伝承は多くの巡礼者を集めたが、真偽を問う騒動が起こったり、戦争や略奪などによって荒廃したもの、後に修復される。身廊入り口のタンパンに彫られている「使徒に使命を与えるキリスト」などは、ロマネスク彫刻の傑作の呼び名が高い。また、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路としても重要である。

都市 ベズレー
カテゴリー 観光地 > 社寺・教会・宗教施設

基本情報

住所 Vezelay Abbey, 89450 Vezelay
TEL/FAX (03)86332369 /
公式サイト http://www.vezelay.fr/site/spip.php
最終更新日時 2025年02月12日

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