サン-サヴァン・シュール・ガルタンプの修道院教会(Abbey Church of Saint-Savin sur Gartempe)の魅力・地図・行き方

フランス西部のポワトゥー地方にある小さな町、サン・サヴァン。この街を流れるガルタンプ川のほとりに、1983年に世界文化遺産に登録された修道院教会が立つ。もともとは、9世紀に建てられたベネディクト修道院だったとされており、11世紀にロマネスク様式で再建。ロマネスク美術の至宝を所有し、なかでも有名なのは、12世紀初頭に描かれたフレスコ画の数々である。412平方mにおよぶ身廊のアーチ型天井には、「天地創造」「楽園追放」「ノアの方舟」といった『旧約聖書』の物語の36場面、玄関廊の壁には「黙示録」が描かれている。地下納骨堂には、聖サヴァンと聖シプリヤンの遺体が納められており、内部には2人の生涯と殉教の物語をモチーフとした壁画も見られる。ほかにも、柱頭の彫刻や石造りの祭壇など、高い芸術性をもつ内部装飾が施されている。

都市 サンサバン
カテゴリー 観光地 > 社寺・教会・宗教施設

基本情報

住所 Place de la Liberation, 86310 Saint-Savin
TEL/FAX (05)49843000 / Chateau du Haut-Koenigsbourg
アクセス ポワティエ(Poitiers)駅から車で50分
営業時間 10〜12時(11月、12月、2〜6月の月曜〜土曜)、14〜17時(11月、12月、2月、3月の月曜〜土曜)、〜18時(4〜6月、9、10月)、10〜19時(7、8月)
定休日 なし
休業日 11/11、12/25、12/31
1月
公式サイト http://www.abbaye-saint-savin.fr
最終更新日時 2025年02月12日

観光情報

入場料 有料
大人:10ユーロ、 子供:8ユーロ、 7歳未満無料