ライン渓谷中流上部(Upper Middle Rhine Valley)の魅力・地図・行き方

ライン川流域一帯には、渓谷の自然、古城、ブドウ畑などが織りなす美しい景観が広がる。世界文化遺産には2002年に登録された。その範囲は、ラインラント=プファルツ州の都市、コブレンツとビン・ゲン・アム・ラインの間を流れるライン川の約65kmの渓谷である。古くよりライン川は交易の重要な通路で、堤防に連なるように小さな集落を形成してきた。時代が進むと、中流地域では、封建領主らが川を通る船に対して高い通行税を徴収。8~14世紀にかけて城や城塞が40以上も築かれ、関所の役目も果たした。17~18世紀に入ると、フランスとの抗争により荒廃。19世紀初頭にプロセインの統治下になると通行税は廃止され古城の改修が行われた。このとき再建された城に、シュトルツェンフェルス城やライヒェンシュタイン城があり、当時の流行であったロマン主義も随所に取り入れられた。

都市 コブレンツ
カテゴリー 観光地 > 川・滝・湧水・渓谷

基本情報

住所 Wellmicher Bach
公式サイト https://www.romantischer-rhein.de/welterbe/
最終更新日時 2025年02月12日

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