マウルブロンの修道院群(Maulbronn Monastery Complex)の魅力・地図・行き方

12~16世紀にかけて発展した、アルプスの北に位置するザルツァハの谷にある宗教施設群。この地で修道院を設立したのは、シトー派の修道士たちだ。彼らは贅沢な聖堂の建設や典礼を行う教会のあり方に疑問を呈し、厳格な戒律遵守をモットーとした。こうした姿勢が貴族の支持を得、12世紀半ばに300以上の修道院を設立する。そのひとつ、マウルブロンの修道院は1147年に建てられたもので、ドイツ初のシトー会修道院でもある。その後、宗教改革の時代にプロテスタントに接収。1556年には神学校となり、以降、名門神学校をとして知られ、詩人のヘルマン・ヘッセらを排出した。修道院としての期間は約400年。その間の時代によって変わっていった信仰や建築様式、文化の変遷などを今に伝える。1993年、世界文化遺産に登録された。

都市 マウルブロン
カテゴリー 観光地 > 社寺・教会・宗教施設

基本情報

住所 Maulbronn Monastery Klosterhof 5, 75433 Maulbronn
営業時間 3~10月:9時30分~17時30分、11~2月:10時~16時30分
マウルブロン修道院の営業時間
定休日 冬季の月曜
休業日 12/24、12/25、12/31
公式サイト http://www.kloster-maulbronn.de/
最終更新日時 2025年02月12日

観光情報

入場料 有料
大人:9ユーロ、 マウルブロン修道院の入場料。

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