ダマスカス北東にある砂漠のオアシス、パルミラは紀元1世紀中ごろにローマ帝国のシリア属州として築かれた。ペルシャやインド、中国とローマ帝国を結ぶシルクロードの隊商都市として発展。3世紀にわたり、文化の中心地として多いに繁栄した。パルミラの芸術と建築は、地域の伝統とペルシャの影響を受けつつ、ギリシャ・ローマの技術と融合したもの。18世紀以降の調査で石灰岩で造られた都市の全貌が明らかになった。メインストリートの列柱道路は幅11m、長さ1・2kmにわたって375本の石柱を並べた壮大なもの。その他、凱旋門、ローマ劇