7世紀前後から建設が進められた、オマーン北部のアフダル山麓にある要塞。日干しレンガを使い、増改築を重ねて造られ、完成したのは約1000年後の16世紀のこと。オマーンは古くから海上貿易が盛んだったところで、海陸双方からの敵の襲来に備えて多くの要塞が造られており、このバフラの砦はオマーンを代表する要塞で、かつ最も規模の大きなものである。バフラの砦の周囲の全長は約12km。上部には巡視路が張り巡らされており、ところどころには円形や方形の強固な監視塔が設置されている。城壁を網羅する監視塔の数は132もある。198