首都エルサレムの北西56km、地中海に面したイスラエル第2の都市テル・アビーブ。ヘブライ語で「春の丘」を意味するこの都市は、ナチス・ドイツによって迫害されたユダヤ人難民が入植した地。中心地区はホワイト・シティと呼ばれており、その名の通り、白をはじめとした明るい色彩のビル群が立ち並んでいる。これらは1930年代初頭からイスラエルの独立が宣言された1948年にかけて、ドイツの総合造形学校バウハウスなどで学び、経験を積んだ多くの移民建築家によって設計されたものである。鉄やコンクリートを用いて現代的かつ組織的に建