イスラエル東部、死海を見下ろす高さ約400mの険しい岩山の上の要塞跡。ヘブライ語で要塞を意味するマサダは、イスラエルにかつて存在したユダヤ王国のシンボルであり、ローマ帝国の支配下に置かれたユダヤ人が紀元66年に反乱を起こした際の拠点であった。都エルサレムが陥落すると、追われたユダヤ人約1000人はこのマサダに立てこもり、2年に渡り抵抗を続けたという。当時、難攻不落といわれたマサダであったがローマ軍の圧倒的な力には及ばず、ユダヤ人愛国主義者たちの集団自決という悲しい結末で幕を閉じたのである。この瞬間から世界